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カフェインELISAキットワコー Caffeine ELISA Kit Wako

免疫化学用
for Immunochemistry
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫 / 納期目安
販売元
296-85901
JAN
4548995097286
96回用
希望納入価格
89,000 円

照会

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書
分析チャート

キットコンポーネント

96回用

抗体固相化プレート 1 プレート
カフェイン標準品 100 μL
緩衝液 60 mL
ペルオキシダーゼ結合カフェイン溶液 50 μL
TMB溶液 12 mL
反応停止液 12 mL
洗浄液 (10×) 100 mL
プレートシール 4 枚

製品概要

カフェインはコーヒー豆や茶葉に含まれるアルカロイドの一種です。アデノシン受容体を拮抗阻害することで、覚醒や興奮を引き起こします。その他にもカフェインは血管収縮、強心、利尿、胃液分泌促進など多様な生理作用を示すことが知られています。また血液中のカフェインがパーキンソン病のバイオマーカーとして有用である1)ことや、カフェインがパーキンソン病に対して保護的なはたらきをする2)ことなどが報告されており、神経・精神疾患分野でも注目されています。

カフェインは主にLC-MS/MSやHPLCで測定されますが、高価な分析機器が必要であり、検体の前処理が煩雑であることが課題でした。
当社はヒト唾液 / 血清 / 血漿だけでなく、マウス・ラットの血清 / 血漿中のカフェイン濃度を測定可能なELISAキットを開発しました。

特長

  • ELISA法で唾液や血液中のカフェインが測定可能、LC-MS/MSやHPLCなどの高価な分析機器は不要
  • 前処理は検体を緩衝液で希釈するのみ
  • ヒト唾液 / 血清 / 血漿だけでなく、マウスやラットの血清 / 血漿中カフェインも測定可能

測定原理

本キットは競合ELISAであり、検体由来のカフェインが多いほど吸光度は減少します。

キット性能

検量線範囲 0.244 - 1,000 ng/mL
測定対象 カフェイン
測定対象検体 ヒト 唾液 / 血清 / 血漿 (EDTA・ヘパリン)
マウス 血清 / 血漿
ラット 血清 / 血漿
必要検体量 55 μL (2倍希釈時, 二重測定)
測定時間 約2時間20分
検出法 発色系 (主波長450 nm / 副波長 620 nm)

検量線例

データ

添加回収試験

ヒト

検体 添加量
(ng/mL)
測定値
(ng/mL)
回収量
(ng/mL)
回収率
(%)
唾液1 0 11.3
10 21.1 9.80 98.0
50 64.7 53.4 107
250 268 257 103
平均 103
唾液2 0 3.15
10 13.8 10.7 107
50 53.0 49.9 99.8
250 276 273 109
平均 105
唾液3 0 7.79
10 18.2 10.4 104
50 58.3 50.5 101
250 267 259 104
平均 103
血清 0.00 1.31
1.00 2.33 1.02 102
50.0 49.9 48.6 97.2
300 295 294 98.0
平均 99.1
血漿
(EDTA)
0.00 2.11
1.00 3.15 1.04 104
50.0 45.5 43.4 86.8
300 289 287 95.7
平均 95.5
血漿
(ヘパリン)
0.00 3.21
1.00 4.32 1.11 111
50.0 54.9 51.7 103
300 312 309 103
平均 106

マウス

検体 添加量
(ng/mL)
測定値
(ng/mL)
回収量
(ng/mL)
回収率
(%)
血清 0.00 9.72
1.00 10.7 0.980 98.0
50.0 62.6 52.9 106
300 314 304 101
平均 102
血漿 0.00 8.88
1.00 9.87 0.990 99.0
50.0 58.3 49.4 98.8
300 317 308 103
平均 100

ラット

検体 添加量
(ng/mL)
測定値
(ng/mL)
回収量
(ng/mL)
回収率
(%)
血清 0.00 17.1
1.00 18.1 1.00 100
50.0 66.1 49.0 98.0
300 322 305 102
平均 100
血漿 0.00 4.23
1.00 5.22 0.990 99.0
50.0 49.9 45.7 91.4
300 322 318 106
平均 98.8

希釈直線性試験

ヒト

マウス

ラット

参考文献

FAQ

検体について

検体の保存はどのようにすれば良いですか。
検体を長期保管する場合は、-35℃以下での凍結保管を推奨します。なお、繰り返しの凍結融解は避けて下さい。凍結した検体は測定する直前に解凍し充分に攪拌して下さい。
なお唾液検体の場合は、室温であれば6時間、冷蔵であれば24時間、-20℃および-80℃であれば1ヶ月は測定値があまり変わりませんでした。(室温, 0時間での測定値に対する変化率が±10%以内) また-80℃での保管において、凍結融解を5回繰り返しても、測定値の変化率は10%以内であることを確認しています。しかしながら繰り返しの凍結融解はできるだけ避けることを推奨しております。
唾液検体の採取はどのような方法が良いですか。
測定用の唾液採取には流涎法を推奨しています。流涎法とはバイアルやチューブなどに唾液を垂れ流すことで検体を採取する方法です。
コットンおよび不活化ポリマー素材のスワブで採取した場合にも、流涎法と同程度に測定が可能なことを確認しておりますが、スワブの素材によっては、測定対象が吸着する可能性がありますのでご注意ください。

前処理について

検体の前処理はどのような方法ですか?
検体を希釈してください。熱処理等は不要です。
ヒト/マウス/ラット 血清・血漿検体・・・2倍希釈
ヒト唾液検体・・・4倍希釈
粘性の高い唾液検体はどのように前処理すれば良いですか。
粘性の強い唾液は、検体を一度凍結融解し、遠心分離 (例: 1,500×g, 15分, 4 ℃)後の上清を検体として、本キットの添付文書に記載する前処理(希釈)に進んでください。
凍結融解することで測定妨害物質:ムチンが析出します。

キットについて

本製品で測定する際に必要な器具、装置は何ですか。
  • 精製水(蒸留水)
  • 標準溶液/ 検体希釈用チューブ
  • 洗浄液希釈用ガラス器具(メスシリンダー・ビーカー)
  • チップ交換型ピペット(使い捨てチップで10 μL を正確にピペッティングできるもの、及び200 ~ 500 μL を正確にピペッティングできるもの)
  • 連続分注ピペット、100 μL を連続分注できるもの(あれば好ましい)
  • ペーパータオル等の吸水性のあるもの(洗浄後にプレートに 残った液を取り除く)
  • 攪拌器(Vortex タイプ)
  • マイクロプレート振とう器(約600 ~ 800 rpm)
  • 96 ウェルプレート用洗浄機(あれば好ましい)または洗浄瓶
  • 96 ウェルプレートリーダー(吸光測定用)
  • データ処理ソフトウェア
本キットの抗体を単品販売していますか。
抗体の単品販売はございません。
キットの分割使用は可能ですか。
可能です。プレートは8ウェルずつ切り離せるようになっており、スタンダードも十分な量が入っています。ただし分割使用する場合、検量線はその都度引く必要があるので測定可能な検体数が減りますのでご注意ください。
プレートシェーカーはどのようなものを選べば良いですか。
ELISAプレートを600 ~ 800 rpm程度で攪拌できるシェーカーが必要です。
当社では以下の装置を取り扱っております。
プレートシェイカーMS 3 basic (IKA, コードNo. 627-05691 )
ELISAプレートの攪拌には以下、アタッチメント(別売)も必要です。
MS3.4 マイクロプレート用アタッチメント (IKA, コードNo. 620-05681 )

概要・使用例

概要 カフェインはアルカロイドの一種であり、コーヒー豆や茶葉に含まれることで知られています。中枢神経興奮作用を持つほか、運動中枢や延髄呼吸中枢を刺激し、血管収縮作用、強心作用、利尿作用、胃液の分泌促進作用も示すため、認知症やパーキンソン病、片頭痛や狭心症等の様々な疾患の研究・治療に使用されています。
本品は、ヒト唾液/血清/血漿及びマウス・ラット血清/血漿中のカフェインを測定できるELISAキットです。

■性能
検量線範囲 :0.244 - 1,000 ng/mL
種交差性  :ヒト、マウス、ラット
測定対象検体:ヒト唾液・血清・血漿(EDTA、ヘパリン)、マウス血清・血漿、ラット血清・血漿
必要検体量 :55μL(2倍希釈時, 二重測定)
測定時間  :2時間20分
検出法   :発色

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
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