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ScreenFect(TM)A plus ScreenFect(TM)A plus

遺伝子研究用
for Genetic Research
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
293-77101
JAN
4548995045218
0.2mL
希望納入価格
18,000 円

20以上

販売元
299-77103
JAN
4548995045225
1mL
希望納入価格
70,000 円

20以上

販売元
297-77104
JAN
4548995045232
1mL×5
販売終了

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

キットコンポーネント

0.2 mL

ScreenFect™A plus Transfection Reagent 0.2 mL
Dilution Buffer for ScreenFect™A plus 10 mL

1 mL

ScreenFect™A plus Transfection Reagent 1 mL
Dilution Buffer for ScreenFect™A plus 50 mL

1 mL x 5

ScreenFect™A plus Transfection Reagent 1 mL x 5
Dilution Buffer for ScreenFect™A plus 50 mL x 5

概要

クリックケミストリーにより開発された新リポソーム!!

ScreenFect™A plusは、クリックケミストリーによってスクリーニング※1された新規カチオン性リポソームから構成されるトランスフェクション試薬です。様々な真核生物由来の細胞に使用でき、抗生物質や血清を含む培地にも直接添加できます。

汎用実験細胞株 (HeLa, HepG2, MDCKなど)、幹細胞、血球系細胞 (マクロファージ, THP-1, RAW264.7など)、ミクログリア、プライマリー (初代培養) 細胞、昆虫細胞にDNAおよびsiRNAを導入できます。 細胞毒性が低いため、トランスフェクション後の培地交換が不要です。また、構成試薬中に毒劇物を含んでいません。

※1 Biomaterials. 2012 Nov; 33(32):8160-6. 2012

特長

  • DNA:Reagent 混合比率レンジ拡大
  • One-step法により本解析まで1日短縮
  • 導入困難細胞への高効率トランスフェクション
  • 低コスト

ScreenFect™A plus トランスフェクション性能

  • Transfection efficiency(MCF-7)
  • Transgene High expression population(MCF-7)
Fluorescent Microscopy

*MCF-7:ヒト乳腺ガン由来 (上皮細胞様形態) (接着系)
*導入方法:A社 新製品2-Step, ScreenFect™A plus1 Step

導入困難細胞へのトランスフェクション効率を改善!

  • Transfection efficiency(MDCK)
  • Transgene High expression population(MDCK)
Fluorescent Microscopy

*MDCK:イヌ腎臓尿細管上皮細胞由来 (接着系)
*導入方法:A社 新製品2-Step, ScreenFect™A plus1 Step

導入困難細胞へのトランスフェクション効率を改善!

  • Transfection efficiency(K562)
  • Transgene High expression population(K562)
Fluorescent Microscopy

*K562:ヒト慢性骨髄性白血病細胞由来 (浮遊系)
*導入方法:A社 新製品2-Step, ScreenFect™A plus1 Step

浮遊系 導入困難細胞へのトランスフェクション効率を改善!

アプリケーションデータ

1.LNCaP細胞 (接着系) へのYFP融合遺伝子導入実験

LNCaP細胞 (接着系) へYFP融合遺伝子の導入実験を行い、蛍光顕微鏡にて導入遺伝子の発現効率を比較しました。
ScreenFect™A plusとエンハンサー試薬であるSFA P-reagentを用いることで、他社製品と同等以上の発現効率を示しました。

※BioWindow No.144 (2016年6月号) 掲載データ

LNCap (ヒト前立腺がん) における性能比較
  • LNCap (ヒト前立腺がん) における性能比較:1-STEP法
    〔播種細胞数〕3 x 105cells/well
    〔プラスミドDNA量〕1µg/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     pDNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 3
    〔well format〕24well プレート
  • LNCap (ヒト前立腺がん) における性能比較:2-STEP法
    〔播種細胞数〕1.5 x 105cells/well
    〔プラスミドDNA量〕1µg/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     pDNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 3
    〔well format〕24well プレート

2.HeLa細胞 (接着系) へのEGFP_mRNA導入実験

HeLa細胞 (接着系) へEGFP_mRNAの導入実験を行い、蛍光顕微鏡にてEGFPの発現効率の比較を行いました。
ScreenFect™A plusとエンハンサー試薬であるSFA P-reagentを用いることで、他社製品と同等以上の発現効率を示しました。

※BioWindow No.144 (2016年6月号) 掲載データ

HeLaにおけるmRNAトランスフェクションの性能比較
HeLaにおけるmRNAトランスフェクションの性能比較:2-STEP法
〔播種細胞数〕0.7 x 105 cells/well
〔mRNA量〕0.1µg/assay
〔トランスフェクション試薬混合比率〕mRNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 4
〔検出時間〕トランスフェクション後48時間
〔露光時間〕2秒

3.hiPSC (201B7株) へのGFP融合遺伝子導入実験

hiPSC (201B7株) へリバーストランスフェクション (1-STEP) でGFP融合遺伝子の導入実験を行い、蛍光顕微鏡およびフローサイトメーターにて導入遺伝子の発現効率を比較しました。
hiPS細胞はリバーストランスフェクション法によるトランスフェクションが最も効果的であり、StemSure® hPSC培地ΔとmTeSR™1両培地において、ScreenFect™A plus は他社製品と同等以上の導入効率を示しました。

※BioWindow No.144 (2016年6月号) 掲載データ

hiPSC (201B7株) における性能比較
  • hiPSC (201B7株) における性能比較:ScreenFect A plus2-STEP

    ScreenFect™A plusのトランスフェクション条件

    〔細胞数〕5 x 105cells/well
    〔プラスミドDNA量〕4µg/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     pDNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 0.5
    〔well format〕12well プレート
    〔備考〕SFA plus reagent および pDNAはOpti-MEM®で希釈しました。
  • hiPSC (201B7株) における性能比較:他社品

    他社品のトランスフェクション条件

    〔細胞数〕5 x 105cells/well
    〔プラスミドDNA量〕2µg/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     pDNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 2
    〔well format〕12well プレート
  • hiPSC (201B7株) における性能比較 SFA plus

    ScreenFect™A plus および他社品のトランスフェクション条件

    〔細胞数〕5 x 105cells/well
    〔プラスミドDNA量〕1µg/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     pDNA量 (µg) : ScreenFect™A plus reagent (µL) = 1 : 2
    〔well format〕12well プレート
    〔備考〕SFA plus reagent および pDNAはOpti-MEM®で希釈しました。
  • hiPSC (201B7株) における性能比較他社品

4.HeLa細胞 (接着系) へのPIK3CB siRNA導入実験

HeLa細胞へリバーストランスフェクション (1-STEP) 法及びフォワードトランスフェクション (2-STEP) 法でPIK3CB siRNAの導入実験を行い、リアルタイム定量PCRでPIK3CB mRNAの発現量を測定しました。
定量結果を元に他社製品とノックダウン効率の比較を行ったところ、ScreenFect™A plusは他社製品と同等以上のノックダウン効率を示しました。

※BioWindow No.149 (2017年3月号) 掲載データ

HeLa細胞における性能比較
  • リバーストランスフェクション (1-STEP)
    〔播種細胞数〕1 x 105cells/well
    〔siRNA量〕5pmol/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     ScreenFect™A plus reagent = 0.5 ~ 1.5 µL
     他社品 = 1.5 μL
    〔well format〕24well プレート
    〔検出時間〕48時間後確認
  • フォワードトランスフェクション (2-STEP)
    〔播種細胞数〕0.5 x 105cells/well
    〔siRNA量〕5pmol/assay
    〔トランスフェクション試薬混合比率〕
     ScreenFect™A plus reagent = 0.5 ~ 1.5 µL
     他社品 = 1.5 μL
    〔well format〕24well プレート
    〔検出時間〕48時間後確認

使用法、採用実績細胞

1-Stepと2-Step 手法比較

Product ScreenFect™A plus Company A's new product
(+ reagent)
Company A's new product
諸条件 1-Step 2-Step
プロトコール日数 2 Days 3 Days
DNA量
細胞数調整 随時調整可能 前培養条件に依存
トリプシン処理 トランスフェクション時 前培養時
HTSセルベースアッセイ操作性 +++++ +
培地交換 細胞による

ScreenFect™A plus One-step法 概要

One-step法 → トランスフェクションから本解析までの時間を24時間短縮!

ScreenFect™A plus トランスフェクション条件

DNA Transfection

DNA transfection (/well)
Plate size Surface area Medium volume Total volume
SF-DNA complex
DNA
/ Dilution Buffer
Transfection Reagent
/ Dilution Buffer
96 wells 0.3 cm2 100 µL 10 µL 50 ng / 5 μL 0.15 or 0.2 μL / 5 μL
24 wells 2 cm2 500 µL 50 µL 250 ng / 25 μL 0.75 or 1.0 μL / 25 μL
12 wells 4 cm2 1,000 µL 100 µL 500 ng / 50 μL 1.5 or 2.0 μL / 50 μL
6 wells 10 cm2 2,000 µL 250 µL 1,250 ng / 125 μL 3.75 or 5.0 μL / 125 μL

注: ラージスケールトランスフェクションを行う際には、マイクロチューブを複数本準備のうえトランスフェクションして下さい。
例;10 cm dish トランスフェクション相当→ 5 - 6 サンプル (6 wellsプレート)

ScreenFect™A plus 推奨プロトコール

現品添付の説明書に簡易プロトコールを記載しております。上記「ドキュメント」中の「添付文書」からご確認ください。

ScreenFect™A plusでは、1-Stepトランスフェクション法を推奨しています。試薬では、十分なトランスフェクション効率を得るため、プラスミドDNAとトランスフェクション試薬の混合比率は、 1 : 3 ~ 1 : 4 を最適レンジとして推奨します。また、トランスフェクション時の細胞毒性をより抑えたい場合には、60%-80%コンフルエントの細胞をご使用ください。

siRNA Transfection

siRNA transfection (/well)
Plate size Surface area Medium volume Total volume
SF-siRNA complex
siRNA
/ Dilution Buffer
Transfection Reagent
/ Dilution Buffer
96 wells 0.3 cm2 100 µL 10 µL 1 pmol / 5 µL 0.1~0.3 µL / 5 µL
24 wells 2 cm2 500 µL 50 µL 5 pmol / 25 µL 0.5~1.5 µL / 25 µL
12 wells 4 cm2 1,000 µL 100 µL 10 pmol / 50 µL 1.0~3 µL / 50 µL
6 wells 10 cm2 2,000 µL 250 µL 25 pmol / 125 µL 2.5~7.5 µL / 125 µL

注: ScreenFect™A plusは、siRNAトランスフェクションにも使用できますが、siRNAトランスフェクションにはScreenFect™siRNAのご使用を推奨いたします。

ScreenFect™A & A plus 採用実績細胞

その他詳細情報は、導入実績データベースをご確認ください。

No. 細胞名 No. 細胞名 No. 細胞名 No. 細胞名
1 143BTK 22 GP2-293 43 LLC-MK2 64 OLHNI-2
2 786-O 23 H9C2 44 LO2 65 Mouse overy cell
3 A2058 24 HCT116 45 LoVo 66 PC12
4 A375 25 HEK293 46 MC3T3 67 Plat-E
5 A549 26 HEK293 TN 47 MC3T3-E1 68 PLC8024
6 B16 27 HEK293A 48 MCF-10 69 Primary Fibroblast
7 B16F10 28 HEK293F 49 MCF-10A 70 RAW264.7
8 Ba/F3-CH1 29 HEK293FT 50 MCF-7 71 SH-SY5Y
9 BEAS-2B 30 HEK293T 51 MDCK 72 SK-Hep1
10 BEL-7402 31 HeLa 52 MEF 73 SKOV3
11 BT549 32 HeLa S3 53 mES 74 T98G
12 C2C12 33 HEp-2 54 mHSC 75 TE-13
13 Cell line from killifish 34 HepG2 55 Microglia 76 THP-1
14 CHO-K1 35 hiPSC 56 MLEC 77 U-251 MG
15 COS-7 36 HK2 57 MS-1 78 U2OS
16 DB lymphoma 37 HKC 58 Myeloid dendritic cell (MDC) 79 U937
17 DC 2.4 38 HL7704 59 NB1RGB 80 Vero
18 Du145 39 HuH-7 60 NCI-H1703 81 Drosophira ovary somatic cell
19 EL4 40 HUVEC 61 NE3 82 HT1080
20 Endothelium cell 41 Ins-1 62 NIH 3T3 83 RH7777
21 EPC(carp) 42 L428 63 NK92 84 HaCaT

当社では、 ScreenFect™データベースの使用実績例を随時更新しています。上記細胞種以外に適用可能かどうか不明な場合は、当社までお問い合わせください。

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 遺伝子導入試薬
    トランスフェクション試薬
    スクリーンフェクトA plus
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。