ワコーパック Fluofix-Ⅱ 120E 4.6*150mm
Wakopak Fluofix-Ⅱ 120E 4.6*150mm
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | Wakopak Fluofixシリーズは含フッ素シラン化合物を高純度球状シリカゲル(純度99.99%)に修飾し、高度な充てん技術によりパックドカラム化されたHPLC用カラムです。Wakopak Fluofix-Ⅱ 120Eは、合成法を改良することにより、従来品よりも高性能、低価格でご提供できる商品です。 Fluofixシリーズは従来から汎用されております炭化水素系修飾充てん剤(C18、C8等)と同様の逆相分離モードを基本としていますが、含フッ素シラン化合物の強力な撥水/撥油性、およびその分子構造などから分析試料によっては特異的な分離挙動を示します。 ■Fluofixカラムの特長 <ユニークな分離特性> ・フッ素をはじめとするハロゲン原子の認識 ・撥水/撥油によるシャープなクロマトグラム ・剛直なフルオロカーボン鎖による構造認識 ・化学的に安定なフルオロカーボンによる高耐久性 Wako Analytical Circle No.59, p.3 (2010.12) ■本製品は、日本薬局方収載のプレドニゾロンの分析に使用可能です。 ■カラムのご使用及び保管方法について、下記点に注意してください。 1. カラムご使用中の注意点 (1) 使用前に有機溶媒を60分以上流した後、目的の移動相を使用してください。目的の移動相の有機溶媒比率が少ないほど平衡時間が長くなりますのでご注意ください。また、水100%の場合は5時間以上の平衡時間が必要となります。測定後は、必ずアセトニトリルに置換してください。 (2) 水比率の高い移動相で測定する場合、途中でポンプを止める等、流速を変化させると再現性が損なわれる恐れがあります。再生する場合はカラムに有機溶媒を60分以上流した後、目的の移動相を流し、使用してください。 2. カラムご使用後の保管方法 (1) カラムご使用後は充分に洗浄し、必ずアセトニトリルでカラム内を置換してください。カラム内に水が残留していると著しくカラム寿命が低下する恐れがあります。 (2) 移動相に塩類を添加した場合は、全配管系を測定溶媒と同じ比率の有機溶媒と水の混含溶媒で充分に洗浄してください。アミン類を移動相に添加した場合は、メタノール/0.1%酢酸(50/50程度)の混合溶媒で洗浄した後メタノール洗浄してください。 (3) カラムを長期間ご使用にならない場合はアセトニトリルでカラム内を置換し、しっかりと密栓して保存してください。 (4) カラムを取り外しは圧力が大気圧に戻ってから行なってください。また、恒温槽内でカラムをご使用した場合はカラム温度が室温になってから取り外してください。 |
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物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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