RNAスタビライザー,RNase不可逆的不活化試薬
RNAstabilizer,Irrevesible RNase Inactivation Reagent
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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50回用
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16 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | スタビライザーは、肝臓、すい臓、腎臓などRNase含有量が非常に多い臓器組織から精製するRNA の保存安定性を向上させるための試薬です。メタノールに溶解したRNA スタビライザーを、シリカ担体などを利用した核酸吸着フィルトレーション法による既存のRNA 精製試薬(Invitek社など)に適用すると、検体に由来するRNase を不可逆的に不活化し、保存安定性に優れた高品質RNAの取得を可能にします。 WAKO BIO WINDOW No.64,p22(2004.DEC.)。 |
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特長 | 1. メルカプトエタノールなどの還元剤により一旦不活化されたRNase の再活性化を阻止し、不可逆的にRNase を不活化します。 2. 肝臓、すい臓、腎臓などRNase 含有量が非常に多い臓器から保存安定性の高いRNA の精製を可能にします。 3. シリカ担体などを使った核酸吸着フィルトレーション法による既存のRNA 精製試薬(Invitek社、QIAGEN社など)に適用して、回収率には影響を与えずに、高品質RNA を取得することができます。 |
使用方法 | 1. 通常2工程ある洗浄工程の内、最初に使うカラム洗浄液 に、その1/10 溶量のRNA スタビライザー溶液を添加します。 2. 試料(RNA)を吸着させるまでの操作は、お手持ちのキット説明書に従って行って下さい。 3. 吸着後の最初の洗浄工程で、RNA スタビライザーを添加した洗浄液(キット添付のプロトコールに記載の液量)をスピンカラムに添加します。 4. 20分間放置した後、お手持ちのキット説明書に記載の条件で遠心ろ過を行って下さい。 5. 2 度目の洗浄液には、RNA スタビライザーを添加せずにキット添付のプロトコールに従ってカラムの洗浄を行って下さい。 RNA 吸着後のカラム洗浄は、必ず2回(RNA スタビライザーを添加した洗浄液による洗浄と、無添加の洗浄液による洗浄)、行って下さい。 6. 以降、溶出までの操作は、キット添付のプロトコールに従って行って下さい。 |
使用上の注意 | 本シリカなどの核酸吸着担体を使ったフィルトレーション法によるRNA 精製キットの洗浄工程に適用します。 |
物性情報
外観 | 無色澄明の液体 |
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「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
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