EGFR[T790M/L858R]
EGFR[T790M/L858R]
- 製造元 :
- カルナバイオサイエンス(株)
- 保存条件 :
- -80℃ (ドライアイス輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
ドキュメント
- スペクトルデータ
-
- 検査成績書
-
- 校正証明書
-
アプリケーション
概要・使用例
概要 | TKグループに分類される受容体型チロシンキナーゼEGFRの変異体。自己抑制領域の不安定化によりキナーゼ活性を向上させるL858R変異にATP結合能を上昇させるT790M変異が加わり、活性がより亢進した二重変異体。kcatはL858Rよりもやや低下するが、kcat/Kmは5倍程度に上昇する。gefitinibやerlotinibへの耐性を持つ。共有結合を生じる不可逆阻害剤は有効である。 EGFR 薬剤耐性変異体キナーゼタンパク質 上皮成長因子受容体(Epidermal Growth Factor Receptor; EGFR)は、細胞の増殖や成長を制御する上皮成長因子(EGF)を認識しシグナル伝達を行う受容体であり、さまざまな悪性腫瘍で過剰な活性化がみられているため、重要な創薬ターゲットとなっています。 そして非小細胞肺がん(NSCLC)の1種、肺腺がんにおいては、治療薬であるEGFR阻害剤投与後の患者間でEGFR の薬剤耐性変異発生が高い頻度で観察されているため、今後はEGFR 変異体に対する新たな次世代阻害剤の開発に大きな期待が寄せられています。 カルナバイオサイエンス社では、これまで培ってきたキナーゼについての経験や知識をもとに、高品質なEGFR変異体キナーゼタンパク質製品を充実させています。2つのタグで展開されている製品群はactivity assayでのみならず、各種binding assay等にも幅広くご活用頂けます。 (Wako BioWindow JUN 2022 / No.172, p22) |
---|
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- Epidermal growth factor receptor(Mutant [T790M])
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share