β-デフェンシン-2 (ヒト)
beta-Defensin-2 (Human)
- 製造元 :
- (株)ペプチド研究所
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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0.1mg
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ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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アプリケーション
概要・使用例
概要 | Defensinはヒトの生体防御に関わるペプチド性因子として知られており、3組の分子内ジスルフィド結合で架橋された塩基性ペプチドです。初期に発見されたタイプのdefensinは現在ではα-defensinの総称で、また、1995年以降に見出された新しいタイプのペプチドはβ-defensinの総称で呼ばれています。 現在、ヒトのβ-defensin は、β-defensin-1(hBD-1)とβ-defensin-2(hBD-2)の2種類が単離構造決定されています。 hBD-2は、1997年に乾癬(psoriasis)患者の皮膚から単離構造決定された41-アミノ酸残基からなるペプチドです3)。このペプチドの抗菌活性はグラム陰性菌(E. coli, P. aeruginosa)に極めて効果的で、10μg/mlの濃度でコロニー形成を90%抑え、また、真菌の中のカンジダ(Candida albicans)に対しても致死活性を示します。hBD-2のmRNAは皮膚,気管および肺で高濃度に発現されており、腎,子宮,唾液腺でも検出されています。最近の実験で、hBD-2の免疫活性が肺,血清および気管支肺胞洗浄液(bronchoalveolar lavage fluid)中に存在することも認められました。また、hBD-2は、hBD-1と異なり、細菌感染で発現が誘導されることが報告されていますが、細菌感染による肺炎症患者の血清中にあるhBD-2は、正常人(8.3 fmol/ml)の約4倍に上昇していることも明らかにされました。 WAKO BIO WINDOW No.15,p17(1998)。 |
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物性情報
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製造元情報
別名一覧
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