独自のキャッピングを付加した高活性mRNA《Wako Newsletter 9月10日号》
mRNAのキャッピングは、mRNAの安定化や生物活性の維持、自己/非自己認識による免疫応答の回避において重要な役割を果たします。TriLink社のCleanCap® mRNAは生体内での免疫反応を回避するキャッピングにより、in vivo条件での翻訳効率が改善され、高活性なmRNAとしてご使用いただけます。
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特長
- 高いキャッピング効率(94%+)で、より高活性のmRNAが取得可能
- パターン認識受容体を活性化させないため、免疫反応を回避
- Cap0(ARCA)に比べてin vivo条件での翻訳効率が大きく改善
- エンザイムキャッピングと比較して大幅なコストダウンを実現
- キャッピング済み修飾mRNAを多種にわたりラインアップ
CleanCap® mRNA ラインアップ
| 分野 | ラインアップ |
|---|---|
| ゲノム編集 | Cas9 / Cas9 Nickase / Cre |
| レポーター遺伝子 | EGFP / mCherry / FLuc / Renilla Luc / β-gal |
| 遺伝子治療研究 | EPO |
| 色素標識 mRNA | Cyanine5標識EGFP / Cyanine5標識Luc |
| 抗原 | OVA |
細胞での発現比較
RNA受託合成も承っております!
ご指定いただいた配列のRNAをTriLink社で合成いたします。キャッピング、修飾塩基、バッファー組成、精製方法などが指定でき、修飾塩基を使用したガイドRNAの合成からバルクスケールでのmRNA合成まで幅広い用途でご利用いただけます。
サービス内容
製造スケール: µg～mgスケール
修飾塩基: Phosphorothioate、2'-OMe、Pseudo-U、5-Methyl-Cなど
キャッピング: CleanCap®、ARCA、mCAPなど
精製: シリカメンブレン、HPLC、PAGEなど (スケールによって精製方法が異なります)
依頼例
修飾塩基を使用したゲノム編集用ガイドRNAの合成
CleanCap®でキャッピングした修飾mRNAの大量合成
RNA受託合成をご希望の方は、当社営業もしくは販売代理店までお問い合わせください。
ご依頼内容を伺った上で御見積もりを提示させていただきます。