分子量の分布範囲が狭いポリマーの合成に RAFT重合試薬 【和光純薬ニュース 10月26日号】
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分子量分布の狭いポリマー合成に
『RAFT重合試薬』
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【RAFT重合とは】
可逆的付加ー開裂連鎖移動(reversible addition-fragmentation chain transfer:RAFT)型の
ラジカル重合(以下、RAFT重合)は制御リビングラジカル重合法の一つで、
分子量の分布範囲が狭いポリマーの合成に有効な重合法です。
当社では、RAFT重合に用いるRAFT剤(連鎖移動剤)を多数ラインアップしています。
☆実験例・製品の詳細はこちら
【特長】
・分子量の分布範囲が狭いポリマーを合成可能
・反応系にハロゲン・重金属を含まないため低環境負荷な重合系
・適したRAFT剤を用いることで広範囲のラジカル重合性モノマーの重合制御が可能
・水やイオン性物質の影響を受けにくい重合系であるため、
官能基をもつモノマーや水系での重合にも比較的容易に適用可能
★徳島大学 田中均先生に、RAFT重合の基礎について解説いただいております
siyaku blog「【特別講座】RAFT重合」
★近畿大学 遠藤剛先生に、両末端反応型のRAFT剤の特長と使い方について解説いただいております
和光純薬時報 Vol.81 No.2(2013年4月号)
【両末端反応型】
鎖延長反応や架橋反応、ブロックコポリマー合成に便利な両末端反応型のRAFT剤を発売しています。
一部、アプリケーションデータをカタログに公開しています。
詳細はこちら
【RAFT剤セット】
5種類のトリチオカーボネート型RAFT剤をセットにしたRAFT Reagent Set 1が好評発売中です。
共役モノマーのスクリーニングにご利用ください。
セット内容など、詳細はこちら