和光純薬ニュース iPS細胞キラー!? -8月20日号-
和光純薬ニュース -2015年8月20日号--
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レクチンrBC2LCNによる未分化ヒトES・iPS細胞の除去と検出
1.未分化ヒトES・iPS細胞キラー rBC2LCN-PE23
2.未分化ヒトES・iPS細胞を生きたまま検出 蛍光標識 rBC2LCN
3.rBC2LCN剥離試薬 rBC2LCNストリッピング溶液
レクチンであるrBC2LCNは、未分化ヒトES・iPS細胞の細胞表面に存在する糖鎖に
高い特異性をもっています。
そのため、未分化細胞検出用マーカーとして使用することができます。
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│1│未分化ヒトES・iPS細胞キラー rBC2LCN-PE23
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rBC2LCN-PE23は、細胞内に取り込まれた後、タンパク質合成を阻害して細胞死を
引き起こすことでヒトES細胞・ヒトiPS細胞を殺傷します。殺傷された細胞は培養容器
より浮遊するので、培地交換を行うことで、除去することが可能です。
■ 特長
・未分化ヒトES細胞・ヒトiPS細胞を選択的に除去
・細胞分散せず、培養液にそのまま添加するだけ
・大量の細胞や細胞シートなどにも使えます
☆使用例:ヒトiPS細胞201B7株の除去
さらに詳しくはこちら
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│2│未分化ヒトES・iPS細胞を生きたまま検出 蛍光標識 rBC2LCN
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細胞を固定する必要が無く、培養液に本製品を添加するだけで、
未分化細胞を生きたまま染色することができます。
また、フローサイトメト リーにもご使用いただけます。
■特長
・培地に添加するだけで染色できます
・細胞固定せず細胞を生きたまま明瞭に染色できます
・細胞毒性が低く、染色した状態で培養できます
・細胞表面上の糖鎖を認識します(Tra-1-60, Tra-1-81, SSEA-3, SSEA-4と同様)
☆使用例:ヒトiPS細胞201B7株の生染色
さらに詳しくは
こちら
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│3│rBC2LCN剥離試薬 rBC2LCNストリッピング溶液
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未分化細胞の細胞表面に存在する糖鎖と結合したrBC2LCNレクチンを
細胞から剥離させることができます。
■特長
・10〜30分間の処理でrBC2LCNを細胞から剥離できます
・調製不要でそのまま使用できます
・低細胞毒性です
・生染色後、固定染色後のどちらでも使用できます
さらに詳しくはこちら
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