GENEWIZ™ (アゼンタ株式会社) のハイスループット高精度ハイブリドーマシーケンス「HybSeq HT™」は、5'RACE技術によるバイアスを最大限回避したハイブリドーマの抗体多様性評価メソッドです。
細胞ごとの抗体単一性の評価が可能になるほか、抗体の配列情報が特定できるため、ハイブリドーマからのリコンビナント抗体作製が可能になります。
ハイブリドーマにおける抗体多様性のメカニズムとその影響
ハイブリドーマから産生される抗体はモノクローナルで、単一特異性と思われているが、一部のハイブリドーマは非特異的抗体を産生する可能性があることが知られています。
非特異的抗体の発現は、ハイブリドーマプラットフォームに基づく抗体探索効率の向上を妨げます。非特異的抗体によるオフターゲットの発生は、抗体タンパク質の単位当たり力価を下げる要因になりえます。

ハイブリドーマの抗体多様性は、目的配列ではないアレルの発現によって引き起こされます。 重鎖・軽鎖が各2種類発現する場合、ハイブリドーマは最大10種類の抗体をランダムに分泌します。
サービス仕様
ハイスループット高精度ハイブリドーマシーケンス「HybSeq HT™」は、5’RACE技術によって抗体遺伝子を重鎖と軽鎖それぞれ増幅することで、バイアスを最大限回避しながらIgM、IgG、IgAなど複数のアイソタイプを検出可能です。
細胞またはRNAをご提出いただくことで、RNA QCパス後最短5営業日で結果を納品します。
サービス仕様
- 特長
- :ハイスループット (1回で300サンプル処理可能) かつ低コスト
- 検出対象
- :可変領域全長配列 (核酸+アミノ酸)、シグナルペプチド配列
- 標準納期
- :最短5営業日 (RNA QCパス後)
- 対応生物
- :ヒト、マウス、ラット

ワークフロー
5’RACE法とPE300シーケンスモードに基づき、マウス、ラット、ウサギなどのハイブリドーマをシーケンスします。

納品データ例
各細胞の重鎖軽鎖ごとに、各配列の存在比を可視化できるため、ハイブリドーマが産生する抗体の単一性などを比較評価することが可能です。実際の塩基配列もリスト化が可能であり、リコンビナント抗体の作製にも利用できます。


配列解析結果の活用:抗体スクリーニングと機能検証
ハイブリドーマのシーケンスに基づいて抗体をスクリーニングした後、ELISAおよび抗体親和性試験によってさらに検証を行うことができます。


HybSeq HT (NGS法) と従来のサンガー法との比較
HybSeq HT (NGS法) は従来のサンガー法と比較して、短クローン操作不要であり、ハイスループットなシーケンスが可能です。さらに、全サンプル配列を評価・納品可能、かつ、安価に提供可能です。

サンプル提出ガイドライン
細胞または抽出済みRNAのいずれにも対応可能です。

関連サービス
ハイブリドーマから取得した配列情報をもとに、組換え(リコンビナント)抗体の作製が可能です。
富士フイルム和光純薬が一貫してサポートいたします。
お見積り・ご注文について
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