薬理試験: 安全性試験

膜透過性評価試験受託サービス

富士フイルム富山化学株式会社

富士フイルム富山化学では、ヒトiPS 細胞由来腸管上皮細胞 F-hiSIEC™を用いた膜透過性評価サービスを開始いたします。
富士フイルムで開発したF-hiSIEC™はヒト生体に近い機能を有し、薬物の吸収性を高精度な評価が可能、経口剤開発の効率化に大きく貢献することができます。

F-hiSIEC™についてはこちら


当サービスの概要

▶ 低~高膜透過性のモデル化合物の見かけの透過係数も良好な結果が得られています。

▶ F-hiSIEC™をトランスウェル上に播種・培養した後、 安定した経上皮電気抵抗 (TEER) 値が得られています

評価例

排出系トランスポーターの評価も可能であることが確認されています。

試験内容

標準試験

お客様ご依頼化合物の吸収性評価

お客様ご依頼化合物の吸収性評価・消化管分泌性評価

膜透過係数Papp値を算出する実験を行います。②の試験については、Efflux ratioを合わせて算出します。試験計画書作成、試験実施、中間報告の後、最終報告書を納品いたします。

プレートマップ例 ①
(24ウェル, 吸収性評価: A to B transport, n=2)

プレートマップ例 ②
(24ウェル, 吸収性/消化管分泌性評価: A to B/B to A transport, n=2)

オプション

お客様ご依頼化合物の薬物代謝酵素/トランスポーターに対する評価

薬物代謝酵素/トランスポーターの阻害剤存在下にて、お客様ご依頼化合物の 膜透過係数Papp値を 算出する実験を行います。お客様ご依頼化合物の阻害作用を評価する場合は、標準基質のPapp値を 算出する実験を行います。両方向性の検討を実施する場合は、Efflux ratioを合わせて算出します。 試験計画書作成、試験実施、中間報告の後、最終報告書を納品いたします。

各評価で生成する代謝物の定量、未知代謝物の検索/構造推定

ご要望に応じて、アッセイ中に生成する代謝物の定量、未知代謝物の検索/構造推定も対応可能です。

お見積り・ご注文について

ご依頼方法

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