末端がチオール化されたPEG化試薬

チオール-PEG

チオール基もしくはその誘導体を末端に持つPEGのご紹介です。リポアミド、チオエステル、チオール基を末端に持つ試薬製品を多数ご用意しております。

リポアミド-PEG

ナノテクノロジー/バイオナノテクノロジーにおいて、金及び銀のナノ粒子のナノ粒子の応用範囲は量子ドットや磁気粒子など年々広まっており、診断薬をはじめ、治療、センサーなど 多岐に渡ります。金属粒子はそのままでは水溶性を持ちませんが、チオールを用い修飾することで自己組織化単分子膜を形成し、もう一方の末端を用いてタンパク質など別の分 子を結合させることが可能です。

モノチオールはDTTによって容易に分解することが可能です。2つのSを持つリポ酸(チオクト酸)はこれよりもさらに強力な結合を有し、DTTなどモノチオールを分解する条件に対して耐性を持ちます。

リポアミド-PEG-カルボン酸およびリポアミド-PEG-アルコールは金属表面に配位させ、金属粒子と他の生体分子等をつなげる役割を果たします。単分子膜の表面の官能基の密度を 下げるには、メトキシ-PEG-チオールを併用して表面を修飾します。この手法はタンパク質 等の大きな分子を結合するためには有用な手法です。また、リポ酸はチオールほどのにお いを持ちません。

製品一覧

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Mercapto-PEG-Acids & -Esters

Mercapto-PEG-Amines & -Hydrazines

Hydroxy- & Methoxy-PEG-Thiols

Bismercapto-PEG Reagents

Lipoamide-PEG Reagents

Maleimido-PEG-Acids & -Esters

Methoxy-PEG-Maleimides

Bismaleimido-PEG Reagents

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