ヤマサ醤油 L-グルタミンアッセイキット
本品は、試料中のL-グルタミンを測定キットです。試料中にL-グルタミン酸とL-グルタミンが共存していても、L-グルタミンのみを特異的に定量することが可能です。
必要試薬はすべてセットされおり、R1酵素試薬およびR2酵素試薬はすぐに使える状態です。簡単にグルタミンを測定できる本製品は、培養細胞を用いた抗体や組換えタンパク質の生産工程における培地中のL-グルタミンの濃度管理、各種食品におけるL-グルタミンの定量分析などに有用です。また、生化学・医学分野の様々なアミノ酸代謝研究における各種試料中のL-グルタミン定量にも応用することができます。
特長
- L-グルタミン酸共存下でもL-グルタミンのみを特異的に定量可能
- Ready to Use
- 培地中やアミノ酸代謝などの生化学分野のL-グルタミンの定量が可能
構成内容
R1酵素試薬 30mL 1本
R2酵素試薬 30mL 1本
グルタミン標準液(250mg/L) 凍結乾燥品 1本
*添付文書の操作法で、66試料が測定できます(同時に測定する標準液、ブランクおよびコントロールも含む)。
測定方法
グルタミン酸標準液(以下標準液)は精製水0.5mLで溶解します。試料の状態によっては測定への影響を確認するためのコントロールもご用意ください。
①試料、標準液、精製水を各試験管に10μLずつ分注します。
②R1酵素試薬を各試験管に450μLずつ分注して混和します。
③20~30℃で20分間静置します。
④R2試薬を各試験管に450μLずつ分注して混和します。
⑤20~30℃で20分間静置後、精製水を対照にして555nmの吸光度を測定します。
⑥試料の吸光度(A)、標準液の吸光度(S)、および精製水の吸光度(R)を用いて下記計算式より試料中のL-グルタミン量を算出します。
L-グルタミン(mg/L) = (A-R) ÷ (S-R) x 250 x 希釈率(試料を希釈した場合)
使用例
- 【試料に共存するL-グルタミン酸の影響】
L-グルタミン約250mg/Lを含む試料に、L-グルタミン酸3000mg/Lが含まれても測定には影響がありません。 - 【L-グルタミン検量線例】
L-グルタミンを10-1500mg/Lの範囲で測定できます。
製品一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
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- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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