NucSpotⓇ Live Cell Nuclear Stains
NucSpot® Live Cell Nuclear Stainsは膜透過性を有する核染色試薬です。細胞毒性が低いため数日間の長期培養が可能です。
生細胞のタイムラプスセルイメージングだけでなく、固定後の核染色にもご使用いただけます。緑色蛍光と遠赤色蛍光の2色からお選びいただけます。
特長
- 細胞毒性が低い
- 核染色後に長期培養が可能
- 蛍光強度を調節可能
- 2種類の蛍光から選べる
蛍光一覧
蛍光色素 | 励起波長(nm) | 蛍光波長(nm) | 蛍光の特長 |
---|---|---|---|
NucSpotⓇLive 488 | 500 | 515 | FITCなどの緑色蛍光チャンネルで検出可能 |
NucSpotⓇLive 650 | 650 | 675 | Cy5などの遠赤色蛍光チャンネルで検出可能 |
NucSpotⓇLive Cell 488 Nuclear Stain
NucSpotⓇ Live Cell 488 Nuclear Stainの染色例
A. 生細胞のHela細胞を37℃で30分間、1XNucSpotⓇ Live 488で染色した。
B. 固定後、膜透過処理をしたHela細胞を1XNucSpotⓇ Live 488で染色した。
NucSpotⓇ Live 488 Nuclear Stain染色後3日間培養した例
MCF-7細胞を1XNucSpotⓇ Live 488で染色し、3日間培養した。3日後も生細胞が多く見られた。
NucSpotⓇ Live 650 Nuclear Stain
NucSpotⓇ Live 650 Nuclear Stain染色例
MCF-7細胞を1XNucSpotⓇ Live 650で24時間37℃で染色した。
蛍光強度の調整
NucSpotⓇ Live Cell Nuclear Stainsは同梱されていますベラパミル塩酸塩を同時に処理することで蛍光強度を調節することが可能です。
ベラパミル塩酸塩処理後3日間培養した例
MCF-7細胞にNucSpoⓇ Live 488とベラパミル塩酸塩を処理後、3日間培養した。ベラパミル塩酸塩未処理の蛍光と比べてベラパミル塩酸塩を処理した細胞でのNucSpotⓇ Live 488の蛍光が強くなっていた。
製品一覧
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NucSpot® Live 488 Nuclear Stain
NucSpot® Live 650 Nuclear Stain
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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