Biphenylカラム

ビフェニル基の二つのベンゼン環は約45度ねじれており、ビフェニル基を持つ担体による分離は単独のフェニル基のそれとは異なる分離挙動を示します

クロマニックテクノロジーズが販売するコアシェルタイプのSunShellシリーズ、全多孔性タイプのSunniestシリーズよりBiphenylカラムをご紹介します。

特長

  • 有機溶媒を含まない水系移動相を用いても保持の変化がなく、再現性が高い
  • 極性化合物の保持が大きい
  • 耐酸性の高い三官能性シリル化試薬を使用
  • 2つのエンドキャッピング剤を使用したダブルエンドキャッピング、および高温反応による処理を行い、低ブリード、高安定性を実現

標準試料の分離

  • Column : Company A Biphenyl, 2.6 μm 150×4.6 mm
      Company B Biphenyl, 2.7 μm 150×4.6 mm
      Company C Biphenyl, 2.7 μm 150×4.6 mm
      SunShell Biphenyl, 2.6 μm 150×4.6mm
    Mobile phase : CH3OH/H2O=75/25
    Flow rate : 1.0 mL/min
    Temperature : 40 ºC
    Sample : 1)Uracil 2)Phenol 3)Caffeine 4)Butylbenzene
      5)Amylbenzene 6)o-Terphenyl 7)Triphenylene
  • 他社コアシェルタイプBiphenylとC18を比較しました。SunShell Biphenyl は5番のアミルベンゼンの保持が大きく、ブチルベンゼンとアミルベンゼンの炭素一個の差の分離係数(表中の疎水性)も大きく、他社よりも疎水性が高いことが確認されました。炭素含有量は、SunShell Biphenylが5%で、他社Biphenylは全て7%以上であり、炭素含有量の最も低いSunShellが疎水性が高いことは、高密度にエンドキャッピングされていることを示しています。なお、BiphenylはC18とは大きく分離パターンが異なっています。

アミトリプチリンのピーク比較

塩基性化合物(アミトリプチリン)のテーリングについて、アセトニトリルと20 mMリン酸緩衝液およびアセトニトリルと10 mM酢酸アンモニウム水溶液の二種類の移動相を用いて他社コアシェルBiphenylとの比較を行いました。他社Biphenylではアミトリプチリンのテーリング度合いが高く、また残存シラノール基への吸着が影響していると考えられる保持時間の増大も確認されましたが、SunShell Biphenylではそれらが低減されています。

製品一覧

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SunShellシリーズ

Sunniestシリーズ

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