独自のキャッピングを付加した高活性mRNA

TriLink Biotechnologies CleanCap® Cas9 mRNA

mRNAのキャッピングは、mRNAの安定化や生物活性の維持、自己/非自己認識による免疫応答の回避において重要な役割を果たします。TriLink社のCleanCap® mRNAは生体内での免疫反応を回避するキャッピングにより、in vivo条件での翻訳効率が改善され、高活性なmRNAとしてご使用いただけます。
TriLink社では、Cas9タンパク質の配列が挿入されているCeanCap® mRNAをご用意しています。

TriLink Biotechnologies

製品情報

製品コード L-7606 L-7206
全長 4522塩基
濃度 1.0 mg/mL
修飾塩基 Wild type 5-Methoxy-U
バッファー 1 mM Sodium Citrate pH 6.4

【使用文献 (L-7606)】

  1. Marcus, A., et al. : Immunity,49, 754 (2018).
  2. Usman, W. M., et al.: Nat. Commun.,15, 2359 (2018).
  3. Radel, B. K., et al.: Biotechniques,64, 118 (2018).
  4. Webber, B. R., et al.: Lab. Invest.,97, 1218 (2017).

CleanCap とは?

CleanCap® テクノロジーは同時転写により、天然Cap1構造を付加するキャッピング技術です。
CleanCapは従来のキャッピング(mCAP/ARCA)よりもキャッピング効率が良く、酵素を使用しない次世代のキャッピング技術です。天然のCap1構造は免疫原性が低く、in vivo条件において高い翻訳効率を有します。

特長

  • 高いキャッピング効率(94%+)で、より高活性のmRNAが取得可能
  • パターン認識受容体を活性化させないため、免疫反応を回避
  • Cap0(ARCA)に比べてin vivo条件での翻訳効率が大きく改善
  • ▶ CleanCap®の構造
    CleanCapの構造
  • ▶ キャッピング効率の比較
    キャッピング効率の比較
▶ 細胞でのEGFP発現比較
CleanCapとARCAのタンパク質発現量比較

製品一覧

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関連製品一覧

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