エンドソームを追跡する

同仁化学 エンドソーム染色試薬

細胞膜は細胞の内側と外側を区分する境界としての役割だけでなく、物質の選択的な透過や伝達系などの重要な役割も担っています。
また、細胞膜はエンドサイトーシスや神経細胞の軸索など動的な変化も大きいことから、細胞膜の動態を捉えることは様々な研究分野で有用です。

用途で選べる細胞膜の関連試薬
同仁化学研究所が販売している細胞膜関連試薬と、期待される用途を紹介いたします。

ECGreen-Endocytosis Detection

ECGreen-Endocytosis Detection は小胞膜に局在し、pH に依存して蛍光を発する試薬です。 そのため、蛍光アナログよりも直接的に初期エンドソームの段階から可視化することができます。

特長

・より正確にエンドサイトーシスを可視化できる
・生細胞でエンドサイトーシスを追跡できる
・pH変化に対する応答性が高い

他社製品との比較

小胞膜を正確に染める

これまでエンドサイトーシスの可視化で用いられてきた蛍光標識デキストランや膜染色試薬は、染色の正確性や試薬の滞留性の低さなどから、生細胞におけるエンドソームの動態を観察するには大きな課題がありました。ECGreen ではそれらの課題を解決することができます。

製品名 Endosome での局在 pH 応答性 Lysosome への局在
ECGreen-Endocytosis Detection 小胞膜 ECGreenデキストラン 局在
T 社 製品 P(蛍光標識デキストラン) 小胞内 局在
T 社 製品 F(膜染色試薬) Endosome への局在は少ない 応答性なし 局在

 

細胞内小胞輸送系を鮮明に可視化

ECGreen、初期エンドソームのマーカーとして用いられるRab5-RFP(蛍光タンパク質)またはLysosome染色試薬で共染色したHeLa細胞へ、エンドソームのリサイクリングやリソソームへの移行を阻害するWortmannin を添加し、ECGreenの局在性とエンドソームの形態変化を確認しました。
結果、ECGreenは初期エンドソームのみ(Rab5-RFP)と共局在(左図: 黄)し、エンドソームの形態はWortmanninの添加によって肥大化(図中:矢印)していることを確認しました。

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