同仁化学 SOD Assay Kit-WST
活性酸素種(ROS:Reactive Oxygen Species)は、DNAやタンパク質と反応し、化学修飾するため、老化や発癌との関わりがあると考えられ、活発な研究が行われています。中でも活性酸素の一つであるスーパーオキシドを消去する、superoxide dismutase (SOD)およびSOD様物質が注目されています。SODは以下のスーパーオキシドの不均化反応を触媒する酵素であり、スーパーオキシドに由来する酸化ストレスを減少させる役割があります。
2O2- + 2H+ → H2O2 + O2
SOD Assay Kit-WSTは、高水溶性ホルマザンを生成するテトラゾリウム塩WST-1を使用しているため、NBT法の様なホルマザンの溶解操作は不要です。また、WST-1はxanthine oxidase(XO)と直接反応しないため、100% SOD阻害率を測定することが可能です。また96ウェルマイクロプレート対応のため、一度に多検体の測定が可能です。
特長
- 100% SOD阻害率を測定することが可能
- ホルマザンの溶解操作が不要で、操作が簡単
- 一度に多検体の測定が可能
- 高感度であり、サンプルの希釈倍率を高くすることができるため、妨害物質の影響を抑えることが可能
測定原理
測定方法
96wellプレートを用い、サンプル調製から測定まで約1時間で完了します。
食品の抗酸化能の測定
呼吸や様々な外的要因より発生した活性酸素の多くは、生体機能を低下させ、各種疾病の発症や老化を促進させることが分かっています。
これらのストレスに対する防御作用(抗酸化能)を持つ物質は多数報告されており、食品の持つ抗酸化能を利用した健康維持、疾病の予防に関する研究が注目を集めています。
阻害曲線例
呼吸や様々な外的要因より発生した活性酸素の多くは、生体機能を低下させ、各種疾病の発症や老化を促進させることが分かっています。
これらのストレスに対する防御作用(抗酸化能)を持つ物質は多数報告されており、食品の持つ抗酸化能を利用した健康維持、疾病の予防に関する研究が注目を集めています。
参考文献・Q&A
参考文献・Q&Aについては下記 同仁化学研究所ホームページより参照ください。
http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr7.nsf/View_Display/S311
製品一覧
- 項目をすべて開く
- 項目をすべて閉じる
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。