細胞内代謝測定キット

同仁化学 NADP/NADPH Assay Kit-WST

本キットは、細胞内の総NADP+/NADPH量、NADPH量およびNADP+とNADPH量の定量、さらにNADP+とNADPHの比率を測定できるキットです。

本キットに含まれる抽出バッファーとタンパク質除去用チューブを用いて簡便に培養細胞から細胞ライセートを調整できます。また、細胞ライセートを加熱処理することで、細胞内のNADPHのみ定量することができ、別途測定した総NADP+/NADPH量からNADPH量を差し引くことで、細胞内NADP+量を求めることができます。

測定原理

NADPとNADPHの測り分け操作

プレートアッセイで確かなデータ

本キット同梱の標準液を同時に測定することで、0.01~1 μmol/Lの総NADP+/NADPH量とNADPHの定量解析が行えます。なお、サンプル中の総NADP+/NADPH量が1 μmol/Lより濃い濃度の場合は、サンプルを希釈することで評価できます。

また本キットは、NAD+およびNADHとは反応しないことを確認しています。(下 右図)

細胞を用いた測定例(抗がん剤 Doxorubicin添加)

Jurkat細胞(3 x 106 cells)にDoxorubicin(Dox)を最終濃度500 nmol/Lになるように添加し、24時間培養後にNADP+/NADPH比および還元型/酸化型のグルタチオン比(GSH/GSSG)を確認しました。いずれの測定もPBS洗浄後の細胞を用い、本キットにてNADP+とNADPHの比を、GSSG/GSH Quantification Kit(製品コード:342-09011)にてグルタチオン比を評価しました。

Doxを添加した細胞では、ROS(H2O2)の産生によりDNAダメージを受けてDNA修復酵素(PARP)が活性化し、 NADP+が消費されます。その後、不足したNADP+を補うためNADPH Oxidaseが活性化し、結果としてNADP+が増加するデータが得られました。同時に産生したROSにより還元型グルタチオン(GSH)が消費され、GSH/GSSG比が減少する結果が得られました。

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

関連製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

生化学検査用キット LabAssay™ シリーズ

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。