低水分 有機塩基溶液

有機塩基化合物は有機合成において重要な反応剤の一つで、基質のpKaを基に適切な反応剤を使用します。しかし、多くの塩基化合物は水と敏感に反応し失活することが知られており、反応の再現性などに大きく影響します。この度、低水分を保証した塩基溶液シリーズをラインアップしました。各容量ともシリンジ針で抜き取ることができるため、空気中の水分と触れることなく使用することができます。

特長

  • 潮解しやすい塩基化合物を低水分、高活性な状態で使用可能
  • シリンジで抜き取ることが可能なため、長くフレッシュな状態で使用可能
     (超脱水と同様のキャップ採用)

アプリケーション

(+)-Rubriflordilactone Aの全合成

参考文献
    1. Anderson, E. A. et al.: Angew.Chem. Int. Ed., 54,12618 (2015).

各種溶媒におけるpKa値

Substrate pKa Substrate pKa
H2O DMSO H2O DMSO
t-Butane 53** t-BuOH 17.0** 32.2*
CH4 48** 56** DBN
PhH 43** DBU 17.0** 12**
NH3 38** 41** DABCO 2.97, 8,82** 2.97, 8.93**
H2 -36** 41* DMAP 9.2**

*pKa table (Bordwells' group) : http://www.chem.wisc.edu/areas/reich/pkatable/ (2016/12/27現在)
**pKa table (Evans' group) : http://evans.rc.fas.harvard.edu/pdf/evans_pKa_table.pdf (2016/12/27現在)

規格例:1.0mol/L t-BuOK, THF溶媒

外観 試験適合
密度(20℃) 0.903 ~ 0.907 g/mL
水分 0.1% 以下
濃度 0.8 ~ 1.1mol/L
IR(ATR法) 試験適合
カリウム 試験適合

包装容器イメージ

100mL・500mL容量品 溶媒抜き取り方法

図のようにN2ガスまたはArガスを吹き込みながら、シリンジで溶媒を抜き取ってください

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