有機環状トリオールボレート塩

アクティブボロン酸

遷移金属触媒をアリールボロン酸とハロゲン化アリールからビアリール化合物を合成する手法として非常に有用で、近年最も利用される反応のひとつです。

しかし、多くのボロン酸は脱水三量化し、環状無水物となるため水の共存下に反応が行われることも少なくありません。加水分解する化合物もあり大過剰のボロン酸が必要となる場合もあります。

今回ご紹介する有機環状トリオールボレートは宮浦らが開発したアート型錯体構造のボレート試薬で、Pd触媒を用いたクロスカップリング反応では塩基の添加が不要、さらに、水系・非水系どちらの溶媒中でも使用可能という特長を持ち、また、銅触媒を用いるN-アリール化反応にも有効です。

特長

  • Pd触媒を用いたクロスカップリング反応では塩基の添加が不要
  • 水系・非水系どちらでも使用可能
  • 銅触媒を用いるN-アリール化反応にも有効

アプリケーション

トリオールボレート塩のビアリールカップリング反応

複素環トリオールボレート塩のカップリング反応

  1. Angew. Chem. Int. Ed., 47, 928-931 (2008).

各種トリオールボレート塩のカップリング反応

製品一覧

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