アセトニルトリフェニルホスホニウムクロリド
Acetonyltriphenylphosphonium Chloride
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
| 概要 | Wittig 試薬(トリフェニルホスホニウム塩)から容易に調製されるホスホニウムイリドとカルボニル化合物とのカップリング反応、いわゆるWittig反応はオレフィンの構築、炭素鎖の延長に有用な反応です。 Wako Organic Square No.13,p11(Sep.2004)。 |
|---|---|
| 特長 | 1. 一段階でオレフィンを導入できる。 2. Grignard試薬や有機リチウム試薬など他のカルボニルへの求核試薬に比べ安全かつ調製が簡便で、使用時に適当な塩基を加えるだけでいつでもフレッシュな反応活性種(イリド)を得ることができる。 3. 他の求核試薬では容易に反応してしまう-COOH、-COOR、-CN 基の存在下でもカルボニル基と選択的に反応し、それらの官能基を含むアルキル基を導入できる。 4. 穏やかな塩基性条件下、低温で反応するため、不安定なオレフィン類も合成できる。 |
| 用途 | 有機合成原料。 |
物性情報
| 外観 | 白色～淡黄色、結晶性粉末～粉末 |
|---|---|
| 融点 | 243〜245℃ |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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