抗MAP2, モルモット
Anti MAP2, Guinea Pig
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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50μL
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15 |
ドキュメント
製品概要
MAP2 (Microtubule-associated protein 2)は神経細胞に豊富に存在する微小管結合タンパク質であり、微小管の安定化に寄与しています1)。MAP2は4つのアイソフォームが知られており、高分子量(280 kDa前後)のMAP2aとMAP2b、低分子量(70 kDa前後)のMAP2cとMAP2dが存在します1)。MAP2は神経細胞の細胞体および樹状突起に発現し、神経科学の分野では神経細胞(ニューロン)マーカーとして広く用いられています。
「抗MAP2, モルモット」はモルモットから得られたMAP2に対するポリクローナル抗体です2-11) 。免疫組織染色の多重染色に使用可能です。
抗体情報
抗体種 | ポリクローナル抗体 |
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抗原 | ラットMAP2 (全長) |
免疫動物 | モルモット |
組成 | 抗血清 |
標識 | 未標識 |
交差性 | マウス、ラット |
アプリケーション | 免疫組織染色(凍結切片) 1:500-1,500 |
プロトコル(例)
1. 灌流固定 | クエン酸ナトリウムPBSによる脱血後、4% PFA灌流 |
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2. 後固定 | 4% PFA (24時間) |
3. スクロース置換 | 30% スクロースPBS (4 ℃, 一晩~2日程度) |
4. 凍結切片作製 | スクロース除去後、凍結包埋ブロックを作製し、クライオスタットによる30 μm厚スライス作製 |
5. グリシン処理 | 25 mMグリシンPBS (20分程度) |
6. ブロッキング | 5% 正常ヤギ血清, 0.3% TritonX-100/PBS (4 ℃, 一晩) |
7. 一次抗体 | 抗MAP2, モルモット(1:1,500), 1% 正常ヤギ血清, 0.3% TritonX-100/PBS (4 ℃, 一晩~2日) |
8. 洗浄 | 0.3% TritonX-100/PBS (5分×3回) |
9. 二次抗体 | Alexa Fluor® 488 AffiniPure Goat Anti-Guinea Pig IgG (H+L) (1:500) (コードNo. 568-77901), 1% 正常ヤギ血清, 0.3% TritonX-100/PBS (室温, 2時間) |
10. 洗浄 | 0.3% TritonX-100/PBS (5分×3回) |
11. 封入 | 4 ℃, 暗所保存 |
データ
アプリケーションデータ
免疫組織染色
動物種 マウス
部位 大脳皮質運動野
サンプル 凍結切片
抗体濃度 1:1,500
<データ提供>
京都工芸繊維大学 応用生物学系 宮田先生
動物種 マウス
部位 小脳
サンプル 凍結切片
抗体濃度 1:1,500
<データ提供>
京都工芸繊維大学 応用生物学系 宮田先生
参考文献
- Dehmelt, L. and Halpain, S.: Genome Biol., 6, 204(2005).
The MAP2/Tau family of microtubule-associated proteins - Taniguchi, Y. et al.: Cell Tissue Res., 343, 303(2011).
Localization of plasminogen in mouse hippocampus, cerebral cortex, and hypothalamus - Asai, H., Morita, S. and Miyata, S.: Cell Biochem. Funct., 29(8), 660(2011).
Effect of pleiotrophin on glutamate‐induced neurotoxicity in cultured hippocampal neurons - Mannari, T. et al.: Glia, 61(6), 957(2013).
Astrocytic TRPV1 ion channels detect blood‐borne signals in the sensory circumventricular organs of adult mouse brains - Hourai, A. and Miyata, S.: J. Neurosci. Res., 91(6), 757(2013).
Neurogenesis in the circumventricular organs of adult mouse brains - Morita, S. and Miyata, S.: Cell Biochem. Funct., 31(5), 400(2013).
Synaptic localization of growth‐associated protein 43 in cultured hippocampal neurons during synaptogenesis. - Morita, S. and Miyata, S.: Cell Biochem. Funct., 31(8), 668(2013).
Accessibility of low-molecular-mass molecules to the median eminence and arcuate hypothalamic nucleus of adult mouse - Morita, S. et al.: Cell Tissue Res., 359, 865(2015).
Vascular endothelial growth factor-dependent angiogenesis and dynamic vascular plasticity in the sensory circumventricular organs of adult mouse brain - Furube, E., Morita, M. and Miyata, S.: Cell Tissue Res., 362, 347(2015).
Characterization of neural stem cells and their progeny in the sensory circumventricular organs of adult mouse - Furube, E. et al.: Sci. Rep., 10, 2826(2020).
Neural stem cell phenotype of tanycyte-like ependymal cells in the circumventricular organs and central canal of adult mouse brain - Nambu, Y. et al.: Neurosci. Res., 173, 44(2021).
Effects of leptin on proliferation of astrocyte- and tanycyte-like neural stem cells in the adult mouse medulla oblongata
FAQ
プロトコルについて
- どのような二次抗体を使用すれば良いですか。
- 当社では以下の二次抗体で実績があります。
Alexa Fluor® 488 AffiniPure Goat Anti-Guinea Pig IgG (H+L) (Jackson ImmunoResearch社, コードNo.: 568-77901)
アプリケーションについて
- どのような動物に使用できますか。
- マウス、ラットに対して使用できることを確認しています。その他の動物種については確認しておりません。
概要・使用例
概要 | MAP2は神経細胞に豊富に存在する微小管結合タンパク質であり、汎用的なニューロンマーカーとして広く用いられています。 本品はモルモットから得られたポリクローナル抗体です。 抗原:ラットMAP2(全長) 種交差性:マウス、ラット アプリケーション:免疫組織染色(凍結切片)1:500 - 1:1500 |
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使用例 | <マウス脳凍結切片の免疫染色例> 灌流固定 :クエン酸ナトリウムPBSによる脱血後、4%PFA灌流 後固定 :4%PFA(24時間) スクロース置換:30%スクロースPBS(4 ℃, 一晩~2日程度) 凍結切片作製 :スクロース除去後、凍結包埋ブロックを作製し、クライオスタットによる30 μm厚スライス作製 グリシン処理 :25 mMグリシンPBS(20分程度) ブロッキング :5%正常ヤギ血清, 0.3%TritonX-100/PBS(4 ℃, 一晩) 一次抗体 :抗MAP2, モルモット(1:1,500), 1%正常ヤギ血清, 0.3%TritonX-100/PBS(4 ℃, 一晩~2日) 洗浄 :0.3% TritonX-100/PBS(5分×3回) 二次抗体 :Alexa Fluor® 488 AffiniPure Goat Anti-Guinea Pig IgG (H+L) (1:500), 1%正常ヤギ血清, 0.3%TritonX-100/PBS(室温, 2時間) 洗浄 :0.3% TritonX-100/PBS(5分×3回) 封入 :4 ℃, 暗所保存 |
使用上の注意 | 凍結融解の繰り返しは避けてください。 |
物性情報
外観 | 液体 |
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組成 | 抗血清 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 抗MAP2, モルモットポリクローナル抗体
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