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ケミカル

オルト位選択的クロスカップリングに!今までに無い高い選択性!【和光純薬ニュース 8月2日号】

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 ~位置選択的クロスカップリング用リガンド~

  『Cy-DHTP・HBF4

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 今回は、オルト位選択的にカップリングを進行させる
 『Cy-DHTP・HBF4』のご紹介です。

 本品を配位子として用いたカップリング反応では、
 同一(もしくは異種)のハロゲンを複数個有する化合物において、
 配向基(directing group)に対して高いオルト位選択性を示します。

 このような配位子による位置選択性の制御を活用することで、
 様々な多置換化合物の効率的合成が実現すると期待されます。

 ☆本品の開発者であります静岡県立大学薬学部 眞鍋先生、山口先生より
  弊社情報誌に多数の合成例をご紹介いただいております!
  記事は下記よりご覧ください。
  『有機化学情報誌 Organic Square No.51(2015.03)

 ☆製品の詳細はこちらをご覧ください

コードNo. 品名 容量 希望納入価(円)
042-33811 2''-(Dicyclohexylphosphino)-p-terphenyl-2,6-diol Tetrafluoroborate 
【Cy-DHTP・HBF4
250mg 11,000
048-33813 1g 30,000


 【反応例】
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 <参考文献>
  Yamaguchi, M., Katsumata, H. and Manabe, K. : J. Org. Chem., 78, 9270 (2013).
  Yamaguchi, M. and Manabe, K. : Org. Lett., 16, 2386 (2014).
  Manabe, K. and Yamaguchi, M. : Catalysts, 4, 307 (2014).
  山口深雪,眞鍋敬 : Organic Square, 51, 1 (2015).

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