細胞内物質導入装置 / メカノポレーター Gateway 2.0

Portal Biotechnologies社
Gateway 2.0
  • Don't Transfect, Just Deliver!
  • 低侵襲・高い導入効率・高い細胞生存率!
  • 非電荷物質の細胞導入可能!
  • 専用試薬不要!

メカノポレーションでの細胞内へ物質導入を実現!!

概要

Gatewayは細胞内に物質を導入する装置です。単純な物理的原理で細胞膜を通過させる機械的穿孔(メカノポレーション)を用いて、細胞膜の物質透過性を一時的に向上させ、分子を細胞内に搬送することができます。

従来の手法と比較して非電荷物質にも対応しており、細胞へのダメージが少ないため生存率が高いといった特長があります。

特長

①:低侵襲、高い導入効率、高い細胞生存率

低侵襲、高い導入効率、高い細胞生存率

Gatewayは細胞と導入する物質を混ぜた溶液を、細胞サイズに適したポアサイズのメンブレンに通過させることで物質を細胞内に導入する装置です。特別な試薬を使わず、高い導入効率、かつ高い生存率を有しています。

T cells
活性7日後の比較
活性7日後の比較

②:さまざまなアプリケーションに対応可能

メカノポレーションでは一度に複数の物質を導入することも可能です。今まで導入が難しかったサンプル、細胞がある場合は是非、ご相談ください。

Robust Multiplex Delivery in Unstimulated T Cells

T cell Boost with CRISPR RNP, mRNA, and Dextran
Control / Boost
GFP Expressing, B2M Edited,
and Dextran Delivered T Cells
GFP Expressing, B2M Edited, and Dextran Delivered T Cells

Hirsch, SM, et al. Keystone: Regulatory RNAs. 2023
Hirsch, SM, et al. Keystone: Emerging Cell Therapies. 2024

導入可能な物質、細胞の一例を示しておりますが、この他にもさまざまなアプリケーションに対応しております。
詳細はお問い合わせください。

③:Easy to Use!

Gatewayは細胞と導入する物質を混ぜた溶液をBoosterと呼ばれるカートリッジに入れ本体にセット、圧力を調整し、ボタンを押すだけのシンプルな操作方法となっております。
細胞の種類によって3~15 μmまで17種類のBoosterがラインナップされています。
既に実績のある細胞については推奨プロトコルが用意されていますので、簡単に実験を始めることができます。

Booster
GatewayにBoosterをセット

仕様

Gateway2.0

細胞種 培養細胞:プライマリー血球系細胞、プライマリー免疫細胞、各種幹細胞、株化細胞など
導入物質 mRNA/siRNA/saRNA、CRISPR RNPs、ポリマー、低分子、カーボンナノチューブ、タンパク、ペプチド、ナノ粒子、抗体、ウイルス、ラベリング分子、その他
細胞濃度 0.5 – 10M/mL(推奨1-5 x 107 cells/mL)
容量 50 – 200 μL(推奨100 μL)
本体サイズ・重量 260H x 285W x 165D mm・3.62 kg
圧力 3 - 15 psi

価格表

関連製品

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
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