東洋ビーネット タンパク質抽出試薬

培養細胞用のタンパク質抽出試薬です。本試薬を用いることにより、低変性条件下で、動物細胞から可溶性タンパク質を抽出することが出来ます。
いずれもプロテアーゼ阻害剤やホスファターゼ阻害剤は含まれていません。

製品概要

Cell-LyEX1(セルリクス1)

培養細胞用のタンパク質抽出試薬です。低変性条件下で動物培養細胞から可溶性タンパク質を抽出でき、可溶化液は、ポリアクリルアミド電気泳動(SDS-PAGE)やリン酸化タンパク質の解析、質量分析、ウエスタンブロット解析のためのサンプル液として使用することが可能です。

特長

  • 短時間:約 20 分でタンパク質抽出が可能
  • 簡便:試薬を添加するのみ(1 ステップ)
  • 穏やかな抽出条件:タンパク質の活性を最大限に維持
  • 対応アプリケーション:SDS-PAGE、レポーターアッセイ、ウエスタンブロット、Hisタグ精製、タンパク質定量(界面活性剤耐性があるものに限る)、イオン交換クロマトグラフィー

参考データ タンパク定量の適応性(ブランクテスト)

参考データ タンパク定量の適応性(ブランクテスト)

Lowry法によるタンパク定量の可否を調べるため各wellplateにタンパク抽出試薬とタンパク定量試薬を加え呈色の有無(+),(―)を調べた。Cell-LyEX1は、他社試薬のようにタンパク質不含時にも誤染色されずLowry法によるタンパク定量が可能であることが確認された。

Cell-LyEX2(セルリクス2)

培養細胞用のタンパク質抽出試薬です。超マイルドな条件で動物培養細胞から可溶性タンパク質を抽出でき、可溶化液は、タンパク定量法、ポリアクリルアミド電気泳動(SDS-PAGE)やリン酸化タンパク質の解析、質量分析、ウエスタンブロット解析のためのサンプル液として使用することが可能です。

特長

  • 短時間:約20分でタンパク質抽出が可能
  • 簡便:試薬を添加するのみ(1 ステップ)
  • タンパク定量によるレポーターアッセイの標準化に最適
  • 主たるタンパク定量法に影響しない試薬組成
  • ライセートを希釈せずにタンパク定量が可能
  • 対応アプリケーション SDS-PAGE、レポーターアッセイ、ウエスタンブロット、Hisタグ精製、タンパク質定量、イオン交換クロマトグラフィー

参考データ 細胞溶解剤のタンパク定量法への影響

参考データ 細胞溶解剤のタンパク定量法への影響

BSA含有、不含の検体に細胞溶解剤をそれぞれ加えて呈色性を判定した。「Cell-LyEX2」は3種の定量法全てでBSA含、不含を正しく示す結果であったのに対し、他社製品ではBSA不含でも含有と誤認するほどの呈色反応を示した。

製品一覧

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Cell-LyEX1(セルリクス1)

Cell-LyEX2(セルリクス2)

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  • 掲載されている製品について
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    【医薬品原料】
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