酵素固定化用担体 「トヨナイト」 4種セット

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固定化酵素は使用する担体によって固定化効率や反応性が異なるため、最適な担体、固定化条件を見い出すことが重要です。
トヨナイトは東洋電化工業(株)で独自に開発・製造された多孔質セラミックス球状担体で、酵素の固定化力が強く活性発現および長期反応安定性に優れています。
本品は表面官能基の異なる4種類のトヨナイトをセットにしており、固定化酵素の初期検討をサポートします。

また同社では蓄積したノウハウを基に、トヨナイトへの酵素固定化受託サービスも行っています。担体の選定・固定化の条件検討でお困りの際はぜひご検討ください。

トヨナイト 特長

  • 酵素固定化力が強く、優れた活性発現・長期反応安定性に優れる
  • セラミックスのため高い耐薬品・耐圧性

表面官能基4種 一覧

  • トヨナイト200
    (水酸基)

  • トヨナイト200-A
    (アミノ基)

  • トヨナイト200-P
    (フェニルアミノ基)

  • トヨナイト200-M
    (メタクリロ基)

トヨナイト外観・物性

トヨナイト外観

トヨナイト断面図(SEM)

平均粒径 155±15 µm
平均細孔径 80 nm
耐薬品性 【酸・アルカリ】
pH2~10で使用可能
【有機溶媒】
酵素を失活させない溶剤なら使用可能
耐熱性 120℃の加熱殺菌が可能

固定化メカニズム

  • 物理吸着と官能基の作用により、酵素を強固に固定
  • 使用する官能基によって固定化効率・反応性が変化

<参考文献>モレキュラー・キラリティ2001 PS-31「多孔質セラミックス担体”Toyonite”による酵素の固定化とキラル化合物合成への応用」(東洋電化工業㈱ 加守・山下、岡山理科大学 直島好伸)

製品一覧

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