EHS ゲル基底膜マトリックス

EHSゲル基底膜マトリックスは、マウスEHS肉腫より抽出した基底膜成分です。
主にラミニン、エンタクチン、ヘパラン硫酸プロテオグリカンを含んでおり、培養容器のコーティングやゲル培養に用いることができます。

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製品情報

  • 由来 : Engelbreth-Holm-Swarm(EHS) mouse tumor
  • 組成 : D-MEM containing 50µg/mL gentamicin
  • たん白濃度 : ラベルに記載

使用方法

薄層コーティング法

  1. EHSゲルを2~10℃で一晩かけて融解する。
  2. あらかじめ冷やしたピペットを用いてピペッティングし、均一にする。
  3. あらかじめ冷やしたD-MEMなどを用いて使用用途に応じた濃度に希釈する。
  4. 培養容器表面を十分覆うように希釈したEHSゲルを培養容器に添加する。
  5. 室温で1時間静置する。
  6. コーティング液を除去し、D-MEMなどで軽く洗浄する。
  7. コート後はすぐに使用してください。

ゲル法

  1. EHSゲルを2~10℃で一晩かけて融解する。
  2. 培養容器を氷上に置き、適当量のEHSゲルを添加する。
  3. 37℃で30分間静置する。
  4. ゲル化後はすぐに使用してください。

製品使用例

  • マウス胃上⽪オルガノイド(C57BL/6野⽣型マウス胃体部由来)
  • 培養:3次元・マトリックスドーム内(50 uL)
  • 撮影:播種(継代)後4⽇⽬
  • 細胞培養
  • 細胞培養
    データ提供元:
    東京大学・大学院医学系研究科 金光(髙橋) 昌史先生
    (現 順天堂大学・大学院医学研究科)

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