Biotium社 退色防止剤
Biotium社で取り扱っているEverbrite™シリーズは免疫染色のイメージングに適した封入剤です。封入と同時に核の染色を同時に行うことが可能です。
核の対比染色
本製品は核染色と封入を同時に行うことが可能です(核染色を行わない製品もございます)。DAPI(青色)と近赤外線蛍光NucSpot®640(Cy5® チャンネル)からお選びいただけます。
*NucSpot®640ご使用の際は青色での蛍光が検出される可能性がありますので予め確認試験を行ってください。
種類
Everbrite™ シリーズ
- Wet-setでの封入
- マニキュア等でのカバーガラスのシーリングが必要
- 屈折率 1.46
右図:with DAPIでの封入
4%PFAで固定したHela細胞を0.1%Triton®X-100で処理した後にCF®568 Palloidin(赤)で染色した結果です。Everbrite™ Mounting Medium with DAPIで封入しています。
Everbrite™ Hardset Mounting Mediumシリーズ
- Hard setでの封入
- 封入後、室温で24時間後に硬化シーリングを形成
- マニキュア等でのカバーガラスのシーリングが不要
- カバーガラスやイマージョンオイルの屈折率に適合
- 屈折率
封入直後 1.38,
封入24時間後 1.42
封入4日後 1.46
右図:with NucSpot®640での封入
Hela細胞を4%PFAで固定した後にCF®488 ConA(緑)で染色しています。その後、0.1%Triton®X-100で処理し、Everbrite&tarde;Mounting Medium with NucSpot®640で封入しています。
Everbrite Trueblack® Hardset Mounting Medium シリーズ
- バックグラウンドの蛍光を抑制
- 脳や網膜等のリポフスチンの自家蛍光を低減
- マニキュア等でのカバーガラスのシーリングが不要
- 屈折率 1.46
上図:リポフスチン自家蛍光の消失
ヒト大脳皮質をメタノールで固定後にCF®488A Anti-GFAP GA5+ASTRO/789(緑)で染色しています。その後Everbrite™ Hardset Mounting Medium with DAPI(左)とEverbrite Trueblack®Hardset Mounting Medium with DAPI(右)で封入しています。リポフスチン自家蛍光(赤) がEverbrite Trueblack®Hardset Mounting Medium with DAPIで封入した方で見られなくなっています。
製品一覧
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Everbrite™Mounting Medium
Everbrite™Hardset Mounting Medium
Everbrite TrueBlack® Hardset Mounting Medium
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