自動化された抗体サブユニット分析に

Genovis社 磁気ビーズ標識IgGプロテアーゼ「FabRICATOR® MagIC」

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Genovis社は、抗体医薬研究用のバイオ医薬プロセス酵素SmartEnzymes™を開発・製造しているスウェーデン (ルンド) のメーカーで、モノクローナル抗体、ADCs (antibody drug conjugates)、Fc融合タンパク質、バイオシミラー等のバイオ医薬品の研究開発に使用できるユニークな酵素 (プロテアーゼ、グリコシラーゼ)、試薬キットをラインアップしています。

FabRICATOR®はIgGヒンジ領域直下を切断するプロテアーゼで、F(ab')2とFcの調製に最適なIgGプロテアーゼです。

本製品「FabRICATOR® MagIC」はFabRICATOR® (IdeS)を磁気ビーズに固定化させており、最大96種の抗体を同時に高速自動消化できます。

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特長

  • サンプル調整の自動化によりスループットを向上
  • 自動化フロー使用でF(ab‘)2とFcを20分で調製
  • 最大96サンプルを同時に調製

抗体切断の自動化フロー

IgG、FabRICATOR® MagICおよびPBSをワークフローに従い96ディープウェルプレートに分注
(1), (2):FabRICATOR® MagICビーズをPBSのウェルに移し、平衡化
(3):ビーズを回収
(4):抗体サンプルにビーズを添加
(5):混合しながら37℃で10〜20分間インキュベート
(6):ビーズを回収・除去
(7):サンプルウェルには精製されたF(ab ’)2およびFcが残る
⇒分析へ

凍結乾燥FabRICATOR® (手動)、トリプシンを使用したペプチドマッピングとの比較

FabRICATOR® MagICを使用したサブユニットの生成

モノクローナル抗体サンプルは、FabRICATOR® MagICでの消化後 (中央のパネル)、5 mM TCEPの存在下でのFabRICATOR® MagICでの消化後 (下のパネル)、無処理 (上パネル) でそれぞれ逆相LC-MSによって分析した。

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IgGプロテアーゼ「FabRICATOR®(IdeS)」

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