FGF2代用品・放射線障害研究に

キメラ型 線維芽細胞成長因子【FGFC】

酸性線維芽細胞成長因子(FGF1、aFGF)及び塩基性線維芽細胞成長因子(FGF2, bFGF)は古くから知られているサイトカインの1つです。細胞の増殖、分化、生存に作用することが知られ、深く研究されているサイトカインです。

本製品は、FGF1とFGF2それぞれがもつ特長的な活性を提示する領域を組み合わせたキメラ分子です。

FGFCは広範囲の細胞に作用し、活性にはヘパリンを必要としません。また、耐酸性、タンパク質分解酵素抵抗性を有することを確認し、FGF1において実用上の弱点となっていた生体内安定性の問題を解消しています。

FGF1が従来持つ注目すべき活性として放射線障害防護活性があります。FGFCとすることで生体内安定性が上がったことから、あらかじめ生体に投与することで高線量放射線被ばく後の致死性を抑え、放射線被ばくによる生体への影響の調査に利用、及び放射線障害に対する防護メカニズムへの利用が期待されます。

FGFCの特長

  • 組換え体タンパク質(大腸菌発現)
  • FGFR1-4全てのFGF受容体に結合活性有り
  • 低い抗原性
  • タンパク質分解酵素抵抗性、耐酸性
  • 活性化にヘパリン不要
  • 生体及び培地内における安定性向上
  • 培地添加使用可能
  • FGF1、FGF2の従来の活性保持

用途例

放射線障害に関する研究

  • 生体への放射線による影響解明
  • 放射線障害に対する防御機構解明

FGF2(bFGF)の代用品 (iPS細胞培養培地へ添加)

FGFC及びFGF1・FGF2の比較

FGFC FGF1 (aFGF) FGF2 (bFGF)
皮膚作用対象 表皮
真皮
生体/溶液内安定性
溶液保管中の活性低下
ヘパリン依存性
容器吸着によるロス
組換えタンパク質 生産コスト
総コスト

FGFC 模式図

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FGF1, 組換え体

FGF2, 組換え体

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