同仁化学 新規電子メディエーター(Amine-reactive PES・Thiol-reactive PES)

Amine-reactive PESはアミノ基反応性を、Thiol-reactive PESはチオール反応性を有する新規電子メディエーターです。バイオセンサーで使用される酸化還元酵素へ結合することにより、次世代バイオセンサーへの応用が期待されます。

ラインアップ

目的に応じた電子メディエーターを選択

電子メディエーターとして、PMS(フェナジンメトサルフェート)やメルドラブルーが以前より利用されていますが、これらは溶液中での安定性に課題がありました。同仁化学研究所では、光安定性を向上した1-Methoxy PMS をはじめ、中性~アルカリ環境下で安定な1-MethoxyPES、更にはバイオセンサー分野での使用が期待される酵素へ標識可能な電子メディエーターを取り揃えています。

製品名 PMS 1-Methoxy PMS 1-Methoxy PES Amine-reactive PES Thiol-reactive PES
製品コード 取り扱いなし M003 M470 A453 T509
水溶性
光安定性
(水溶液中)
×
pH 安定性
(水溶液中)
標識 × × × NH2 SH基
酸化還元電位 - 168.0 mV 169.5 mV 173.0 mV 162.5 mV

新世代 電子メディエーター

各種酵素に修飾した電子メディエーターは、酵素の働きを維持して電極に電子を受け渡しできることが報告されました。高価な金属錯体を置き換えることや電極からの電子メディエーターの漏出抑制等の効果が期待されます。

測定例

グルコース測定

クロンアンペロメトリー(0 mV vs Ag/AgCl)

電子メディエーター修飾酵素(GDH)を用いることで未修飾GDHでは不可能なグルコース濃度の定量およびモニタリング測定が可能です。

受け渡し可能な電子の種類

GDH以外にも電子の受け渡しが可能!

  • FAD 依存性グルコース脱水素酵素(FAD-GDH)
  • 乳酸酸化酵素(LOx)
  • フルクトシルアミノ酸酸化酵素(FAOx)
  • コレステロール酸化酵素(ChOx)
  • ピラノース酸化酵素(PyOx)

タンパク質との反応

  • 一般的なタンパク質表面構造にはフリーのチオール(SH)は存在しないため、組み換えタンパク質などを用いる必要があります。Thiol-reactive PESを使用の際には、タンパク質構造を確認の上ご使用ください。

酵素修飾手順

Amine-reactive PES の酵素修飾手順

酵素とAmine-reactive PESを混ぜるだけの簡単な操作で修飾することができます。

製品一覧

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