ストレプトアビジンを用いたシグナル増幅(LSAB法)
Jackson社 標識ストレプトアビジン
Jackson社は、高感度で低バックグラウンドなストレプトアビジン標識体を取り揃えております。アビジン-ビオチン-HRP(Horseradish Peroxidase)複合体(ABC法)は優れたシグナル増幅法ですが、HRP標識ストレプトアビジンは、アビジン-ビオチン-HRP複合体と比べて安定性が高く、分子量が小さい(<200 kDa)ため、立体障害が少なく、組織浸透性に優れています(labeled streptavidin biotinylated antibody method:LSAB法)。Jackson社のストレプトアビジンはHRP標識だけでなく、蛍光物質や酵素など様々な標識のラインアップがあります。
LSAB法
HRP標識ストレプトアビジンを⽤いたシグナル増幅︓LSAB法
A: | 一次抗体が抗原を認識 |
B: | ビオチン標識二次抗体が一次抗体と反応 |
C: | HRP(Horseradish Peroxidase)標識ストレプトアビジンが⼆次抗体に標識されたビオチンと反応。 その結果、 HRP標識⼆次抗体を⽤いた場合より多くのHRP結合複合体ができ、シグナルが増幅される。 |
適用
- ELISA
- 免疫組織染色
- Flow Cytometry
- in situ hybridization
- Western Blotting
文献
- Weber, P.C., Ohlendorf, D.H., Wendoloski, J.J. and Salemme, F.R. : Science., 243(4887), 85(1989).
- Shi, Z.R., Itzkowitz, S.H. and Kim, Y.S. : J Histochem Cytochem., 36 (3), 317(1988).
- Milde, P., Merke, J., Ritz, E., Haussler, M.R. and Rauterberg, E.W. : J Histochem Cytochem., 37 (11), 1609(1989).
製品情報
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※DyLight™ はThermo Fisher Scientificの商標です。
※Cy™ はCytivaの商標です。
※Rhodamine Red™ -X はThermo Fisher Scientificの商標です。
※Alexa Fluor® はThermo Fisher Scientificの登録商標です。
※Cy™ はCytivaの商標です。
※Rhodamine Red™ -X はThermo Fisher Scientificの商標です。
※Alexa Fluor® はThermo Fisher Scientificの登録商標です。
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