常温/冷蔵での細胞の輸送・短期保存に!

大塚製薬工場 セルストア® S・セルストア® W

株式会社大塚製薬工場のセルストア® Sとセルストア® Wは、冷蔵および常温保存用の細胞懸濁保存液と細胞洗浄保存液です。
ヒトや動物由来成分を含まず、GMPを準用した製造管理・品質管理のもと製造しています。

※本製品は研究用試薬であり、ヒトまたは動物の医療を目的として使用できません。

2019年9月 掲載

特長

  • 常温/冷蔵で細胞を保存
  • GMPを準用した製造管理
  • ヒトおよび動物由来成分不含

セルストア® SとWの使い分け


  • セルストア® Sはデキストラン40を配合しているため、遠心分離操作を伴う細胞洗浄には適していません。
    このような場合は、デキストラン40を配合していないセルストア® Wのご使用をお勧めします。

  • 成分と内容量

    ソフトバッグ容器1袋(250 mL)あたり
    成分 セルストア® S セルストア® W
    デキストラン40 12.5 g(5%) -
    トレハロース水和物 8.29 g(3%)
    塩化カルシウム水和物 0.05 g(0.02%)
    塩化カリウム 0.075 g(0.03%)
    塩化ナトリウム 1.5 g(0.6%)
    L-乳酸ナトリウム 0.775 g(0.3%)
    pH調節剤 適量
    注射用水 適量

使用例1

細胞生存率の経時変化

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞をセルストア® S、セルストア® W、乳酸リンゲル液もしくは市販保存液に懸濁し、経時的に細胞生存率を測定した。

■ 細胞生存率の経時変化(25℃保存) 常温
  • 細胞種:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞
  • 細胞濃度:5 x 105 cells/mL
  • 保存温度:25 ℃

24時間後の細胞生存率
  • セルストア® S:98.1 %
  • セルストア® W:95.6 %

■ 細胞生存率の経時変化(5℃保存) 冷蔵
  • 細胞種:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞
  • 細胞濃度:5 x 105 cells/mL
  • 保存温度:5 ℃

24時間後の細胞生存率
  • セルストア® S:95.1 %
  • セルストア® W:93.5 %

いずれの温度条件でも少なくとも24時間まで高い生存率を維持

使用例2

コロニー形成率

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞をセルストア® Sまたはセルストア® Wに懸濁し、5℃または25℃で6時間あるいは24時間保存した後に再播種し、コロニー形成率を評価した。

いずれの温度条件でも少なくとも24時間までコロニー形成率を維持

使用例3

脂肪分化能の確認

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞をセルストア® Sまたはセルストア® Wに懸濁し、5℃または25℃で24時間保存した後に、脂肪細胞への分化誘導を行い、オイルレッド染色(赤色)による油滴の確認により、脂肪分化能を確認した。

使用例4

骨分化能の確認

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞をセルストア® Sまたはセルストア® Wに懸濁し、5℃または25℃で24時間保存した後に、骨芽細胞への分化誘導を行い、アルカリフォスファターゼ染色(青色)あるいはアリザリンレッドS(赤色)による石灰化の確認により、骨分化能を確認した。

使用例5

細胞懸濁性能の確認

セルストア® S、生理食塩液または乳酸リンゲル液に、ヒト脂肪由来間葉系幹細胞を懸濁し、1時間静置後の浮遊細胞率を求めた(懸濁直後の浮遊細胞数を100%として算出)。

セルストア® Sは、細胞の懸濁状態を少なくとも1時間まで維持

製品一覧

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  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
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