簡便・迅速な総タンパク質定量キット

プロテインアッセイラピッドキットワコーⅡ

本製品は、試料中の総タンパク質を測定するキットです。現在、様々なタンパク質定量法が利用されていますが、多くの方法では試験管やガラス器具などへの汚染などの問題があります。
本製品は、ピロガロールレッド(PR)を色素に用いた比色法を基本原理として開発されました。発色試液は、通常の使用では器具類を汚染することはほとんどなく、操作も簡便です。

特長

  • 定量はワンステップ
  • 発色試液は希釈不要
  • 反応時間は30分間
  • 発色試液の器具への汚染が少ない

測定原理

ピロガロールレッド(PR)がモリブデン酸と結合し、470 nmに極大吸収をもつ赤色錯体を形成します。この錯体は酸性下でタンパク質と結合すると波長がシフトし、青紫色を呈します。600 nm付近の吸光度を測定することにより、試料中の総タンパク質濃度を定量します。

操作法(セル法)

  1. 試料50 μLと発色試液3.0 mLをよく混合※1
  2. 37 ℃で30 分間加温
  3. 600 nmの吸光度を測定
  4. 検量線よりタンパク質濃度を算出

※1:マイクロプレート法では試料10 μLと発色試液250 μLを混合

  • キット構成

    • 発色試液:310 mL x 1 本
    • BSA標準液(2 mg/mL):5 mL x 1 本
  • 測定範囲

    • セル法:62.5~2,000 μg/mL
    • マイクロプレート法:125~2,000 μg/mL

検量線例(セル法)

共存物質の影響

BSA(濃度500 μg/mL)を標品にした時、共存物質の影響は、無添加の吸光度の ± 10 %以内であることを確認しています。

  • 化合物 共存許容濃度
    Ammonium Sulfate 0.8 mol/L
    Dithiothreitol 0.5 mol/L
    EDTA 0.4 mol/L
    EGTA 0.04 mol/L
    Fructose 0.1 mg/mL
    Glucose 0.1 mg/mL
    Glutathione(Reduced) 0.5 mg/mL
    Glycerol 50 v/v%
    Glycine 0.1 mol/L
    Guanidine HCl 0.1 mol/L
    HEPES 0.1 mol/L
    HCl 1 mol/L
    KCl 1 mol/L
    MgCl2・6H2O 1 mol/L
  • 化合物 共存許容濃度
    2-Mercaptoethanol 0.5 mol/L
    MES 0.7 mol/L
    MOPS 0.2 mol/L
    NaCl 4 mol/L
    NaOH 0.02 mol/L
    Sodium Dihydrogenphosphate Dihydrate 1 mol/L
    PIPES 0.5 mol/L
    SDS ※2 0.01 w/v%
    Sodium Azide 0.2 w/v%
    Sucrose 40 w/v%
    Triton X-100 0.07 w/v%
    Tris 2 mol/L
    Tween 20 0.1 w/v%
    Urea 6 mol/L

    ※2:本製品はSDSの影響を受けやすい傾向があります。SDS 0.01 %においてBSA濃度250~2,000 μg/mLでのみ検量線を作成できることを確認していますが、SDS添加下でのご使用は避けてください。

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