SDS-PAGEによるりん酸化タンパク質の分離に

Phos-tag® Acrylamide

Phos-tagアクリルアミドの製品写真

Phos-tag® Acrylamideをアクリルアミド溶液に混ぜて重合させるだけで、りん酸化タンパク質と非りん酸化タンパク質を分離するPhos-tag®SDS-PAGEができます。

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特長

  • アミノ酸残基の種類/位置に関わらず使用できる
    未知のりん酸化解析に使用できる。
    抗りん酸化抗体が市販されていないりん酸化部位の検出に使用できる。
  • りん酸化部位の数/位置の異なるりん酸化フォームも分離できる
    どのくらいりん酸化するか、りん酸化フォームがどのくらいあるかわかる。
  • りん酸化/非りん酸化フォームを同時に検出できる
    各りん酸化フォームの定量ができる。
    りん酸化の有無が簡単にわかる。
  • RI 不要、特別な機器も不要
    手軽 & 低コストで実験ができる。(SDS-PAGE の試薬→装置があればすぐに使える)
  • 泳動後は WB, MS による解析が可能、2次元電気泳動に使用することも可能
    WB:内在性タンパク質の解析が可能。
    MS:各りん酸化フォームごとのりん酸化部位の組み合わせがわかる。
    2次元電気泳動:同じ等電点・同じ分子量のりん酸化フォームを分離できる。

Phos-tag®SDS-PAGEの原理

Phos-tag® アクリルアミドの構造

Phos-tagアクリルアミドの構造

Phos-tagアクリルアミドを用いたSDS-PAGEの原理
  1. 泳動中のりん酸化タンパク質を2個の2価金属イオンがトラップする
  2. りん酸化レベルの高いフォームほど泳動速度が遅くなる
  3. りん酸化レベルに応じて分離される
    (りん酸化部位の数が同じでも位置が異なれば分離される)

通常のSDS-PAGE(上図:Phos-tag® 非存在下)では、基質がりん酸化されていることは全く確認できない。

使用例:α-caseinの脱りん酸化反応の経時変化

α-カゼインをアルカリホスファターゼにより経時的(インキュベート時間:0-120 min)に脱りん酸化させたサンプルをPhos-tag® SDS-PAGEおよび通常のSDS-PAGEで分離した。

Phos-tagSDS-PAGEのりん酸化タンパク質分離結果

Phos-tag® ウェビナー

Ser / Thr / Tyrなどすべてのリン酸化を捕捉する機能分子であるPhos-tag®。多くの研究者が、この試薬を応用し、リン酸化タンパク質の分離・検出・解析・精製に使用され、ご好評をいただいております。

この度、応用例の1つとして、香川大学農学部 杉山康憲 先生にPhos-tag®試薬を用いた、 「DNAメチルトランスフェラーゼ1をリン酸化するプロテインキナーゼの同定」 についてご講演いただいております。

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関連製品一覧

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電気泳動槽

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