SAFELOOK™

• 従来の低変異原性核酸染色試薬と比較してコストパフォーマンスに優れています
• 低変異原性の為、安心してお使いいただけます
• 先染め・後染めタイプとローディングダイタイプの2種類をラインアップ

• 1：SAFELOOK™ グリーン核酸染色液およびSAFELOOK™ ロードグリーン(6×)は青色LEDでも観察可能です。
• 2：SAFELOOK™ レッド核酸染色液およびSAFELOOK™ ロードレッド(6×)はUVでの観察を推奨します。(LEDでの観察は条件検討が必要です。)

先染め

ゲル溶液100 mLにつき、SAFELOOK™を5 µL添加。必要に応じて泳動バッファー200 mLあたり5-10 µLを添加。

後染め

バッファー100 mLにつき、SAFELOOK™を10-20 µL(1:5000-1:10000)添加。

サンプル添加

サンプルおよびマーカーに、染色液:サンプル=1:5の比率で添加。

SAFELOOK™ グリーン核酸染色液				SAFELOOK™ レッド核酸染色液		SAFELOOK™ ロードグリーン(6x)		SAFELOOK™ ロードレッド(6x)
先染め		後染め		先染め	後染め	サンプル添加		サンプル添加
LED	UV	LED	UV	UV	UV	LED	UV	UV

染色方法

• 先染め：アガロースゲル溶液100 mLあたり5 μLの染色液を添加し、ゲルを作製。また泳動バッファー100 mLあたりに5 μLの染色液を添加した。
• 後染め：TAEバッファー100 mLあたり10 μLの染色液を添加し、染色バッファーを作製。電気泳動後のゲルを30分間染色バッファーに浸した。
• サンプル添加：染色液:サンプル=1:5の比率で混合。アガロースゲルにアプライし電気泳動を行った。

DNAマーカー(製品コード：313-06961)のアガロース電気泳動を同一条件で行い、LEDもしくはUVトランスイルミネーターを使用してバンドを観察した。染色はSAFELOOK™およびEtBrそれぞれの推奨条件にしたがった。

SAFELOOK™ グリーン核酸染色液				SAFELOOK™ レッド核酸染色液
先染め/LED		後染め/LED		先染め/UV		後染め/UV
SAFELOOK™	EtBr	SAFELOOK™	EtBr	SAFELOOK™	EtBr	SAFELOOK™	EtBr

Q. バンドの泳動度がずれてしまいます。

A.先染めでは、色素が核酸に結合するため移動度が遅くなります。特にサンプル中の核酸の量が多かったり、レーン間で核酸の濃度に差がある場合は同じ分子量でも移動度が異なる場合があります。解決策としては染色方法を後染めに変えることが有効ですが、サンプルを希釈することで解決される場合もございます。 またサンプルの塩濃度も泳動度に影響を与えます。エタノール沈殿や脱塩カラムでサンプルを再度調製することも有効な解決策です。

Q. バックグラウンドを低くしたいが、解決方法はあるか。

A. ゲル観察装置で観察する前に、水で軽く脱染するとバックグラウンドが下がります。通常は脱染する必要はございません。

Q.青色光(LED)でも観察可能か。

A.SAFELOOK™ グリーン核酸染色液、SAFELOOK™ ロードグリーン(6×)は青色光下でも観察可能です。