簡単な操作で食物繊維を測定できます

食物繊維測定キット

プロスキー法における酵素処理部分を簡略化した改変法 (日本食物繊維学会法 001.2007) で使用する酵素試薬のセットです。従来よりも簡単な操作で食物繊維を測定できます。
本キットは従来のプロスキー法と同程度の測定値が出ることをさまざまな食品で確認しておりますが、例外としてレジスタントスターチを添加した食品においては測定値が低めに出る可能性がございます。

特長

  • 操作が簡便
  • 測定精度が優れている
  • 酵素処理時間が従来法の1/2

プロトコル

データ

【実施例1】 市販小麦粉中の食物繊維の定量

  プロスキー法 本法
測定回数 10回 10回
平均値 (g/100g) 1.82 2.19
変動係数(%) 36.6 11.4

【実施例2】 市販大麦中の食物繊維の定量

  プロスキー法 本法
測定回数 10回 10回
平均値 (g/100g) 5.31 5.60
変動係数(%) 12.1 3.66

参考文献

  1. Tada, S., Innami, S. : J. AOAC Int., 90, 1, 217 (2007).
  2. Kanaya, K., Tada, S., et.al. : J. AOAC Int., 90, 225 (2007).

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。