英ウィメンズクリニック「低乳酸培養液を用いた胚培養液成績の比較」発表資料ダウンロード申込フォーム
第65回日本卵子学会学術集会にて、英ウィメンズクリニック 籠橋先生に低乳酸培養液「CSCM-NX」を媒精後から使用した場合の検討についてご発表いただきました。
- 1.目的
- 媒精後の胚培養においてCSCM-NXを使用し、低乳酸培養液の有用性を検討する。
- 2.結果
- CSCM-NX群は、培養成績では良好胚盤胞率において有意に高く、妊娠成績では化学妊娠率・臨床妊娠率・心拍陽性率のすべてにおいて有意に高かった。
- 3.結論
- 媒精後から低乳酸培地を使用することにより、従来の培地と比較して良好胚盤胞率において有意な差が見られた。
本来、乳酸濃度を低くすることによって受精~初期胚の代謝の促進が期待されるが、本研究で有意な差がみられたのは良好胚盤胞率であった。このことから、ピルビン酸ではなくグルコースの消費が増加する桑実期胚以降の代謝においても、培養液の低乳酸濃度を下げることでグルコースの代謝を阻害することなく胚の発生を促した可能性が示唆された。
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