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【ニッポンジーン】in vivo ゲノム編集システムの構築 - 目的細胞への輸送を目指して -

日時 2026年1月21日 (水) 14:00 ~ 15:00
【ニッポンジーン】 in vivo ゲノム編集システムの構築 - 目的細胞への輸送を目指して -

セミナー概要

ゲノム編集は、狙った位置でDNAを切断し、DNAの除去およびDNAを挿入する技術です。これまでにZFNやTALENなどさまざまなゲノム編集技術が開発されてきましたが、その中でも2012年にダウドナ教授・シャルパンティエ教授らによって報告されたCRISPR-Cas9は、設計・操作の簡便性や適用範囲の広さから医療や農水産業を大きく発展してきました。また、生体内でゲノム編集を行うためには標的細胞に特異性の高いデリバリーシステムを構築する必要があります。標的細胞へのデリバリーシステムの構築は医療の分野で疾患の治療など大きな貢献が期待されています。

本セミナーでは、 東京科学大学 化学生命科学研究所 助教 本田 雄士 先生をお招きし、CRISPR-Cas9技術と生体内のデリバリーシステムを組み合わせたご研究について紹介していただきます。

開催概要

セミナータイトル
in vivo ゲノム編集システムの構築 - 目的細胞への輸送を目指して -
日時
2026年1月21日 (水) 14:00 ~ 15:00
開催形式
WEB
講演内容
in vivo ゲノム編集の最前線」
【演者:東京科学大学 化学生命科学研究所 助教 本田 雄士 先生】
<要旨>
CRISPR/Casシステムはバクテリアの免疫機構から発見され、ゲノムDNA編集技術として医療への応用が期待されている。しかし、Cas9-sgRNA複合体 (RNP) は細胞内への取り込み効率が低く、生体内投与では分解されやすいため、十分な活性を発揮することが困難である。そこで我々は、ポリフェノールであるタンニン酸 (TA) とボロン酸高分子を組み合わせることで、生体分子を搭載したナノ粒子が自己会合的に形成されることを見出してきた。このナノ粒子は、RNPの体内動態を改善し、遺伝子ノックアウトおよびゲノム編集効率を向上させることを確認してきた。本講演では、RNP搭載ナノ粒子の物性評価、in vitroでの機能評価、in vivoでの機能評価について詳細に説明する。

「CRISPR/Cas9およびCRISPR-Cas3製品・サービスのご紹介」
【演者:株式会社ニッポンジーン】
<要旨>
(株)ニッポンジーンではCRISPR/Cas9ゲノム編集に関する製品を提供しています。CRISPR/Cas9ゲノム編集に必要な試薬・キットをご紹介いたします。また最新のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3に関する製品・サービスをご紹介します。
参加費
無料
お申し込み方法
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