カートに追加しました

比較表に追加しました

クイック-CBB Quick-CBB

電気泳動用
for Electrophoresis
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
適用法令 :
安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
299-50101
JAN
4987481359758
2L用
希望納入価格
11,300 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

概要・使用例

概要 〈電気泳動・ブロッティング試薬〉〈染色試薬〉〈Quick-CBB〉
 一般に、タンパク質をポリアクリルアミドゲル電気泳動した後の染色には、Coomassie Brilliant Blue R-250(CBB-R250)が用いられている。この方法は、タンパク質の固定から染色後の脱色までに長時間かかる欠点がある。本品は、CBB-R250を用いた染色法の改良した短時間で染色できるようにした調製済染色液で、ゲルのタンパク質部分のみを特異的に染色するため、脱色操作が不要である。その結果、短時間に染色を行うことができる。また、ブロッティング後のメンブランの染色やPharmasia Phast System(TM)への適応も可能である。等電点電気泳動ゲルへの使用にはアレンジ処法が必要。
和光純薬時報 Vol.60 No.2 p.1(1992)。WAKO BIO WINDOW No.16,p23(1999)、No.49 p3 (2003. May.)。
Q&A : WAKO BIO WINDOW No.15,p13(1998)。
特長 ・泳動後のタンパク質の染色が約50分で完了する。
・染色液Aと、染色液Bとを等量混合するだけで試液が調製できる。
・酢酸以外の有機溶媒(メタノールなど)は、一切含まれていない。
構成 染色液A(染色液 ; CBB R-250, 酢酸)…1l×1
染色液B(バックグラウンド染色防止液)…1l×1
用途 ポリアクリルアミドゲル電気泳動後のたん白質の染色液。
使用方法 プロトコール
(1)固定…(固定液 200ml)…10分×2回
(2)染色…(染色液 200ml)…30分
(3)水洗…(脱イオン水 200ml)…適宜
試薬の調製
1.固定液…400ml(メタノール200ml, 酢酸40ml, 脱イオン水160ml)
2.染色液…200ml(染色液A100ml, 染色液B100ml)
電子レンジを用いた応用例 : WAKO BIO WINDOW No.14,p18(1998)、No.42,p3(2002.AUG.)。
使用上の注意 ・(1)の固定操作は、同梱の説明書の成分表通りに十分行うこと。固定が不十分だと、バンドが現れなかったり、バンドが現れても非常にうすくなることがある。
・ゲルの質、固定の具合などによりバックグラウンドの染色がみられた時は、固定液と同成分の液で振とう・脱色する。
・(3)の水洗は、必要に応じて適宜行う。
・Ampholine (Pharmasia社)などの両性担体を用いた等電点電気泳動ゲルの染色には、説明書通りの処方ではなく、トリクロロ酢酸を用いたアレンジ処方が必要である。

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。