ゲル染色試薬(CBB)

電気泳動(PAGE)後のゲル中のタンパク質をCBB(Coomassi Brilliant Blue)で染色する試薬です。

クイック-CBB

CBB-R250を用いた一般のCBB染色の改良タイプです。固定処理後、クイックCBB溶液に浸すだけでタンパク質が染色されます。脱色操作が不要なので、短時間でSDS-PAGE後のタンパク質バンドを検出できます。固定液と染色液のキット製品です。

ゲル:スーパーセップ™ エース 5-20% 12ウェル
サンプル:大腸菌粗抽出物
     タンパク質サイズマーカー

特長

  • 約50分で検出可能
  • 試薬の調整は染色液Aと染色液Bを等量混合するだけ

クイックCBBプラス

CBB-G250を用いたクイック-CBBの改良型です。固定処理や脱色操作が不要なので短時間で染色できます。また、環境に配慮し、メタノールや酢酸などの有機溶媒を使用しません。バックグラウンドも低く改良されています。

ゲル:スーパーセップ™エース 5-20% 17ウェル(製品コード:194-15021)
サンプル:[1~5]5, 4, 3, 2, 1 μL
     ワイドビュー™ プレステインたん白質サイズマーカー(製品コード:230-02221)
     [6~10]5, 4, 3, 2, 1 μL
     分子量マーカー, ワイドレンジ

特長

  • 有機溶媒を使用しない
  • 簡単かつ迅速に染色可能
  • バックグラウンドはほとんど染まらない
  • 電子レンジ使用により、約10分で検出可能

使用法

洗浄:脱イオン水(約100 mL)
  ↓ (5分 x 3回)
染色:染色液(約25 mL)
  ↓ (30~60分)
洗浄:脱イオン水(約100 mL)

クイックCBBプラスの応用例

はやく結果が見たい方へ! 電子レンジを用いたクイックCBBプラスの応用例

クイックCBBプラスでは、電子レンジを用いることで短時間に染色脱色操作を完了させることができます。すぐに結果が見たいときに非常に便利です。

プロトコール

  1. SDS-PAGEを行う
  2. 電子レンジを用いた染色:1分間 x 2~4回(クイック-CBBの場合は約1分間 x 1回)
    ゲルを染色液に浸した後、軽くサランラップで覆い電子レンジで500W x 1分間加熱処理する。これをゲル全体が色づく程度まで繰り返す。
  3. 電子レンジを用いた脱色:1分間 x 4~6回
    トレイから染色液を捨て、100 mLの脱イオン水を注ぎ、ゲルを浸す。丸めたキムワイプを入れ電子レンジで約1分間加熱処理後、脱イオン水を交換し、同様の操作を数回行う

※:突沸しても、液面下にあればゲルが壊れることはありません。バックを抜く場合は脱イオン水にゲルを入れ、一晩放置してください。ほぼ完全にバックを抜くことができます。

(注意)完全にサランラップで覆った場合、針で数か所穴を開けてください。また、とても高温になりますので、取り出しの際は手袋を使用するなどして十分に注意してください。

染色結果

通常法 電子レンジ法

サンプル:BSA
サンプル量:① Totalタンパク質量として5 μg
      ②~⑨ ①の2倍希釈系列

製品一覧

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