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ユカイゾール Yucaizol

細胞生物学用
for Cellbiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
CAS RN® :
1430847-78-1
分子式 :
C22H24ClN3O4
分子量 :
429.90
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
250-00621
JAN
4548995038630
5mg
希望納入価格
23,000 円

ドキュメント

SDS
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

製品情報

  • 外観:白色~わずかにうすい褐色、結晶~粉末
  • 含量(HPLC):98.3%(初回製造ロット実測値)
  • メタノール溶状:試験適合
  • C22H24ClN3O4=429.90
  • CAS RN® 1430847-78-1

製品データ

シロイヌナズナ下胚軸の伸長阻害

IC50
ユカイゾール 0.06 µmol/L
ブラシナゾール 0.58 µmol/L

ブラシノライドによる活性阻害

シロイヌナズナ下胚軸の長さに対する相対値
+ブラシノライド
(10 nmol/L)
+ジベレリン
(1 µmol/L)
コントロール 100% 121% 116%
ユカイゾール 21% 111% 26%

ブラシノライドの添加により、ユカイゾールのシロイヌナズナ下胚軸伸長阻害作用は抑制されるが、ジベレリンの添加では抑制されない。
ユカイゾールは、ブラシノステロイド生合成を特異的に阻害していることがわかる。

参考文献

  1. Yamada, K. et al : Bioorg. Med. Chem., 21, 2451(2013).
  2. Oh, K. et al : Journal of Medical and Bioengineering, 3, 183(2014).
  3. Oh, K. et al : Int. J. Mol. Sci.,16, 17273(2015).
  4. Matusmoto, T. et al : Rice Science, 23(1), 51(2016).
  5. 和光純薬時報 Vol.83, No.1(2015), p15
  6. Wako BioWindow JUL.2014/No.133, p12

概要・使用例

概要 ユカイゾールは、ブラシノステロイド生合成阻害剤です。ブラシノステロイドは植物ホルモンの一種で、植物の伸長、細胞分裂の促進、ストレス耐性等の作用を示すことが知られています。ユカイゾールはブラシナゾールと比べ、より高いシロイナズナの下胚軸伸長阻害作用を示すことが報告されています。
(和光純薬時報 Vol.83, No.1(2015), p15)
(Wako BioWindow JUL.2014/No.133, p12)

物性情報

外観 白色~わずかにうすい褐色, 結晶~粉末
溶解性 エタノール及びアセトンに溶け、水に難溶である。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 1-{{2-(4-クロロフェニル)-4-[(2-プロポキシフェノキシ)メチル]-1,3-ジオキソラン-2-イル}メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
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