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1-シアノメチル-2-シアノエチル N,N,N',N'-テトライソプロピルホスホロジアミダイト 1-Cyanomethyl-2-cyanoethyl N,N,N',N'-tetraisopropylphosphorodiamidite

核酸合成用
for Nucleic Acid Synthesis
規格含量 :
95+% (qNMR)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
分子式 :
C17H33N4OP
分子量 :
340.44
適用法令 :
優先評価物質 劇-III
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫 / 納期目安
販売元
036-26441
JAN
4548995115164
1g
希望納入価格
35,000 円
西日本 :
6
東日本 :
14

ドキュメント

SDS
製品規格書
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書
分析チャート

特長

1. 高い安定性

  • 誘導したホスホロアミダイト体の精製・保存時の安定性が向上
  • 従来のアミダイト化試薬と同等の反応性を保持

2. 取り扱いやすさと物理的特性

  • 有機溶媒への高い溶解性 (アセトン、アセトニトリル、THFに可溶)
  • 取り扱いが容易な結晶性固体 (融点:111℃)

安定性比較

31P NMRの測定により、ホスホロジアミダイトの安定性を比較した結果を以下に示します。

ホスホロジアミダイト 1
(直鎖型)
ホスホロジアミダイト 2
(分岐型)

ホスホロジアミダイト 1

購入直後
購入してから7日後 (室温保存)

従来使用されている直鎖型ホスホロジアミダイト 1 (2-シアノエチル=N,N-ジイソプロピルホスホロアミダイト) は油状物質です。室温で保存したところ、7日間で分解が進み、31P NMR測定により複数の不純物の発生が確認されました。さらに、1を用いて得られる一級アルコールからなるホスホロアミダイト誘導体についても、その安定性は十分と言えず、収率が低下します。

ホスホロジアミダイト 2

単離直後
単離してから7日後 (室温保存)

一方、新たに開発した分岐型ホスホロアミダイト 2 は固体であり、室温下でも7日間ほとんど分解が確認されませんでした。また、2 を用いて合成した一級アルコールからなるホスホロアミダイト誘導体は分岐構造により立体的にかさ高くなっているため、安定性が高く、高収率で得ることができます。なお、分岐構造を持つホスホロアミダイト誘導体は、通常のオリゴ核酸合成条件によりオリゴ核酸に導入可能です。

反応例

一級アルコールを用いたホスホロアミダイトの合成

一級アルコールから合成したホスホロアミダイトの安定性比較(31P NMRの測定)

単離直後
シリカゲル処理後
単離直後
シリカゲル処理後

従来の直鎖型のホスホロアミダイトをシリカゲルのAcOEt溶液で24時間撹拌したところ、31P NMR測定により完全に分解されていることが分かりました。一方、分岐型のホスホロアミダイトではほとんど分解は確認されず、安定性が高いことが示されました。

ホスホロアミダイトを用いたDNAの合成

例として、5’-末端にコレステロールを有するオリゴDNAの合成を行ったところ、通常のDNA合成条件下で目的のオリゴDNAを合成することができました。
他の分岐型ホスホロアミダイトも同様に、通常のDNA合成条件下でオリゴDNAに導入可能です。

参考文献

  1. 張 功幸、伊藤 勇太:特願2025-184878, 「ホスホロアミダイト試薬、ホスホロアミダイト、及び、ヌクレオシド誘導体の製造方法」

概要・使用例

概要 核酸合成用のアミダイト化試薬です。りん酸エステル部位の保護基を分岐型シアノエチル基に変更することで、従来の直鎖型シアノエチル基と比べ、合成したヌクレオチドモノマーやリンカー化合物の安定性が向上します。さらに、分岐型モノマーを用いて合成したオリゴヌクレオチドは、合成および精製時の分解を効果的に抑制できます。
使用上の注意 アルゴン封入

物性情報

外観 白色~ほとんど白色、結晶~粉末又は塊
溶解性 アセトン、エタノール、アセトニトリルに溶け、水に難溶である。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

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本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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