Anti-SARS-CoV-2 spike (RBD) fully human mAb (IgA) Clone:HIA001527
Anti-SARS-CoV-2 spike (RBD) fully human mAb (IgA) Clone:HIA001527
- 製造元 :
- 福島県立医科大学
- 保存条件 :
- -80℃ (ドライアイス輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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100μg
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ドキュメント
- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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概要
本製品は、試験研究用の新型コロナウイルスに対する抗体です。新型コロナウイルス感染症の回復者から取得したIgA抗体遺伝子を基に、CHO 細胞で作製したIgA抗体です。特長としまして一般的に、IgG型の抗体が多い中、IgA型(J鎖により二量体を形成)の抗体となっております。 様々な変異体を含むスパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)に結合する性質を持ち、デルタ株やオミクロン株のBA1、BA2、BA3、BA4、BA5への結合も確認しています。
アプリケーションデータ
HIA001527の新型コロナウイルスに対する結合能比較
HIA001527と市販抗体の結合能比較を、タンパク質マイクロアレイによって評価を行った。
【結果】
HIA001527は、図の青枠で示した通りほとんどの変異スパイクタンパク質のRBDに結合する。
抗新型コロナウイルスRBD抗体の結合性評価
タンパク質マイクロアレイのデータから主要変異株のRBDのデータを抽出した。
【結果】
HIA001527は市販の抗体と比べほとんどの変異スパイクタンパク質のRBDに結合し、オミクロン株にも結合を示した。
HIA001527のデルタ株、オミクロン株に対する結合能比較
HIA001527と市販抗体を用いて、武漢株、デルタ株、オミクロン株との結合をELISAによって比較した。
【結果】
HIA001527は市販の抗体と比べ、デルタ株、オミクロン株にも非常に強く結合した。
HIA001527のオミクロンBA4/5株対する結合能
HIA001527と市販抗体を用いて、オミクロンBA4/5株のスパイクタンパク質のRBDへの結合をELISAによって比較した。
【結果】
オミクロンBA4/5株にも非常に強く結合する。
HIA001527の変異スパイクタンパク質に対する結合定数をビアコアを用いて測定
【結果】
HIA001527は、ほとんどの変異スパイクタンパク質のRBDに非常に強く結合する。 特に、オミクロン株にも非常に強く結合する。
HIA001527の新型コロナウイルスに対する中和活性の測定
【結果】
細胞を用いた新型コロナウイルスに対する感染阻害試験の結果から、HIA001527は武漢株に中和活性を示した。
製造元情報
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。