『CRISPR-Cas3』製品・サービス

国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3ゲノム編集関連製品

CRISPR-Cas3に関する実験例やご注文方法などの詳細を記載しています。

カタログのダウンロードはコチラ
カタログ表紙イメージ

CRISPR-Cas3技術は、東京大学医科学研究所 先進動物ゲノム研究分野の真下知士教授、大阪大学微生物病研究所の竹田潤二招へい教授らの研究成果を基に開発された日本発のゲノム編集技術です。

特長
・ ゲノムDNAの大規模欠損(数百~数千kb)が可能
・ オフターゲット変異のリスクが低く、特異性が高い
・ シンプルなライセンス契約が可能
・ ゲノム編集技術の実用化に最適

製品・サービス

Cascade-crRNA複合体作成サービス

本サービスはCRISPR-Cas3ゲノム編集用のcrRNA(クリスパー RNA)の設計およびcrRNAとCasタンパク質の複合体を作製するサービスです。
Cascadeを構成する5種のタンパク質と1種のcrRNAを共発現し、精製したCascade-crRNA複合体を納品いたします。また、Cascadeを構成するタンパク質(Cas11, Cas7, Cas6)は、核移行シグナル(NLS)を有しています。

Cascade-crRNA複合体の詳細
起源 遺伝子組み換え大腸菌
濃度 25 µg/µL Cascade-crRNA複合体
形状 20 mM HEPES-NaOH (pH7.0), 350 mM NaCl, 1 mM DTT
納品物 (1配列あたり1箱にまとめて納品)
構成品 容量 備考
Cascade-crRNA複合体 10 µL x 1本~出来高分 250 µg (10 μL)ずつチューブに小分けし、製造してできた分だけ出荷いたします。
目安として、1配列あたり6~15本程度を見込んでおりますが、保証はいたしかねます。
基質プラスミド 1本 本サービスで作製したCascade-crRNA複合体は、PAMおよび標的配列を含むPlasmidの切断実験で活性を確認します。
このin vitro試験に使用したPlasmidを同梱します。
検査報告書(PDF) - お客様のメールアドレス宛てに送付します。

Cas3 protein NLS

本品は、Escherichia coli由来のCas3タンパク質です。Cas3遺伝子を有する組換えバキュロウイルスに感染した昆虫細胞を用いて発現させたタンパク質で、アフィニティ精製を経たものとなります。核移行シグナル (NLS) を有しており、ガイドRNA (Cascade-crRNA複合体) と組み合わせることでCRISPR-Cas3ゲノム編集に利用することができます。

容量 濃度 起源 特長 形状
150µg 15µg/µL 遺伝子組み換えバキュロウイルス
(精製済み)
核移行シグナル(NLS)を付加 20 mM HEPES-NaOH (pH 7.0), 200 mM NaCl, 1 mM DTT, 50% Glycerol
 

カタログダウンロード申し込みフォーム

*= 必須