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合成・材料分析ライフサイエンス
今月の新製品 -2018年3月-
2018年3月に発売しました新製品をご紹介いたします。
細胞培養用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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083-10461 | 25w/v%ヒト血清アルブミン溶液 | 細胞培養用 | 100mL | 28,000 |
培地添加成分、成長因子です。酵素や成長因子など生物学的に敏感な高分子の希釈・安定剤や、脂質など水に溶解しにくい成分を培地に添加するときに使用されます。 | ||||
195-18275 | StemSure® オンフィーダーhPSC培地 | 細胞培養用 | 500mL | 28,000 |
オンフィーダー条件下でヒトES細胞およびヒトiPS細胞の維持培養に使用できるSerum-Freeの液体培地です。bFGFを含んでいません。 | ||||
010-26741 | A-83-01,MF | 細胞培養用 | 5mg | 40,000 |
018-26742 | 25mg | 135,000 | ||
原薬等登録原簿(マスターファイル)に登録されています。 A-83-01は、TGF-βtype I /activin 受容体様キナーゼ(ALK5)、type I activin/nodal 受容体様キナーゼ(ALK4)、type I nodal 受容体様キナーゼ(ALK7)の選択的阻害剤です。Smad2/3のリン酸化やTGF-β誘導性の上皮間充織転換を阻害します。本品は骨形成因子 typeⅠレセプター、p38 MAPキナーゼ、細胞外制御キナーゼにほとんど、あるいは全く影響を与えません。また、ラットiPS細胞培養培地に加えることで、ラットiPS細胞を分化させずに均一に増殖させ、長期にわたり培養することができると報告されています。 Li, W., et al.: Cell Stem Cell, 4, 16 (2009). |
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014-27621 | アクチビンA溶液, ヒト, 組換え体 | 細胞培養用 | 10µg | 44,000 |
010-27623 | 50µg | 154,000 | ||
018-27624 | 50µg x 5 | 照会 | ||
アクチビンAはTGF-βファミリーに分類されるサイトカインです。細胞増殖や分化、神経細胞の生存を始め多くの活性があります。胚形成時には胚において濃度勾配を生じ、濃度に応じて分化器官が決定される作用が報告されています。そのため、再生医療分野においてES/iPS細胞の分化誘導の過程で、重要な役目を果たしています。 アクチビンAの活性はインヒビン及びフォリスタチンによって中和されます。アクチビンAのアミノ酸配列は、ヒト、マウス、ラットの間で100%一致します。本品は、味の素株式会社が製造しています。フィルター滅菌済みの溶液品であるため、溶解操作をすることなくご使用いただけます。 |
細胞染色用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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069-06791 | Fluclair™ Green | 細胞染色用 | 250µL | 照会 |
コアにカドミウムを使用していない量子ドットです。量子ドットは、FITCやCy色素より高い輝度をもっています。しかし、一般的な量子ドットにはそのコアにカドミウムが使用されているため、細胞への毒性が高く、細胞を使用した実験系には使用しづらいものとなっています。 本品は、コアにカドミウムを使用していないため、細胞への毒性が低い量子ドットです。そのため細胞内へ導入し細胞内のイメージングや、導入した細胞を動物体内に移植し、その移植細胞のイメージングを行うことができます。 Ex=525nm。 |
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062-06801 | Fluclair™ Yellow | 細胞染色用 | 250µL | 照会 |
コアにカドミウムを使用していない量子ドットです。量子ドットは、FITCやCy色素より高い輝度をもっています。しかし、一般的な量子ドットにはそのコアにカドミウムが使用されているため、細胞への毒性が高く、細胞を使用した実験系には使用しづらいものとなっています。 本品は、コアにカドミウムを使用していないため、細胞への毒性が低い量子ドットです。そのため細胞内へ導入し細胞内のイメージングや、導入した細胞を動物体内に移植し、その移植細胞のイメージングを行うことができます。 Ex=585nm。 |
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069-06811 | Fluclair™ Red | 細胞染色用 | 250µL | 照会 |
コアにカドミウムを使用していない量子ドットです。量子ドットは、FITCやCy色素より高い輝度をもっています。しかし、一般的な量子ドットにはそのコアにカドミウムが使用されているため、細胞への毒性が高く、細胞を使用した実験系には使用しづらいものとなっています。 本品は、コアにカドミウムを使用していないため、細胞への毒性が低い量子ドットです。そのため細胞内へ導入し細胞内のイメージングや、導入した細胞を動物体内に移植し、その移植細胞のイメージングを行うことができます。 Ex=670nm。 |
遺伝子研究用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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118-01111 | KANEKA KanCap™ L プレパックカラム | 遺伝子研究用 | 1mL | 22,000 |
114-01113 | 5mL | 67,000 | ||
抗体およびFc融合キメラタンパク質の精製用プレパックカラムです。 KANEKA KanCap™ Lは,抗体イムノグロブリンκ軽鎖(kappa light chain)の可変領域VLへの親和性を高めた新規Protein L担体です。Protein Aへの結合性が弱い,κ鎖を含む全長の抗体イムノグロブリン精製にご使用ください。 |
生化学用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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019-26331 | (p-アミジノフェニル)メタンスルホニルフルオリド塩酸塩 | 生化学用 | 100mg | 9,500 |
015-26333 | 1g | 57,000 | ||
p-APMSFは、セリンプロテアーゼ活性阻害剤として使用されます。特に血液凝固因子Xaの活性を特異的に抑制するため、血液凝固機構の研究に利用されます。DFP(ジイソプロピルフルオロりん酸)と比較すると、粉末で水溶性のため取扱いが容易であり、セリンプロテアーゼ阻害活性もDFP、PMSFより数百倍高いといわれています。 トリプシン、トロンビン、プラスミン、カリクレインなどの活性を阻害します。キモトリプシンやアセチルコリンエステラーゼには作用しません。 |
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089-10441 | ハリクロリン | 生化学用 | 100µL | 55,000 |
クロイソカイメン由来のアルカロイドです。VCAM-1産生阻害作用を示します。また、NF-κB活性化の阻害を介し、内皮への単球接着を減少させる、血管平滑筋細胞においてL-型Ca2+チャネルを阻害すると報告されています。 VCAM-1は、IL-4、TNFなどの刺激により血管内皮細胞に発現し白血球と強力に接着する細胞接着分子で、炎症、がん、移植臓器拒否反応等に深くかかわると考えられており、ハリクロリンは、抗炎症、抗がん、免疫抑制のリード化合物となる可能性があります。 |
NMR用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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049-34247 | 重水, 99.8% | NMR用 | 1L | 照会 |
汎用性の高いNMR溶媒です。 |
ICP分析用
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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160-28411 | パラジウム標準液 (Pd 1000) | ICP分析用 | 100mL | 8,500 |
不純物保証を付けたICP分析用標準液です。NIST CRMにトレーサブルを取っております。 液性は5w/w%硝酸、微量の塩酸です。 |
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096-07321 | 鉄標準液 (Fe 1000) | ICP分析用 | 100mL | 5,500 |
不純物保証を付けたICP分析用標準液です。JCSS実用標準液にトレーサブルを取っております。 液性は5w/w%硝酸です。 |
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130-18861 | マンガン標準液 (Mn 1000) | ICP分析用 | 100mL | 6,300 |
不純物保証を付けたICP分析用標準液です。JCSS実用標準液にトレーサブルを取っております。 液性は5w/w%硝酸です。 |
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267-02251 | ジルコニウム標準液 (Zr 1000) | ICP分析用 | 100mL | 8,000 |
不純物保証を付けたICP分析用標準液です。JCSS実用標準液にトレーサブルを取っております。 液性は5w/w%硝酸です。 |
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188-03391 | ルビジウム標準液 (Rb 1000) | ICP分析用 | 100mL | 12,000 |
不純物保証を付けたICP分析用標準液です。JCSS実用標準液にトレーサブルを取っております。 |
JCSS
コードNo. | 品 名 | 規 格 | 容 量 | 希望納入価格(円) |
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205-20711 | 全有機体炭素標準液) | JCSS | 10mL x 1A | 5,800 |
JCSSとして国家計量標準にトレーサブルである事を証明する証明書が添付されています。 水道水質検査において全有機炭素標準原液としてご使用頂けます。 当社の発行する証明書はJIS Q 17025(試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)(ISO/IEC 17025 : 2005)とJIS Q 0034(標準物質生産者の能力に関する一般要求事項)(ISO Guide 34 : 2009)に適合しています。 この証明書は値付け結果に不確かさがついたもので、ILAC/APLAC MRAを通じて国際的に受け入れ可能です。 JCSSは「IA Japan(独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター)」が計量法に基づいて運営している認定プログラムです。 |