補体阻害剤は、過剰に活性化した補体系を標的として抑制する分子標的薬です。発作性夜間ヘモグロビン尿症 (PNH)、非定型溶血性尿毒症症候群 (aHUS)、重症筋無力症 (MG)、IgA腎症などの難治性疾患に対して効果があり、エクリズマブ、ラブリズマブ、ペグセタコプランなどが代表的な薬剤です。
しかしながら、補体経路は感染防御において重要な役割を果たしているため、その阻害は髄膜炎をはじめとする重篤な感染症リスクを伴います。このため、補体阻害剤治療においては、現在ワクチン接種が必須となっています。
一方で、補体阻害剤の中には感染症リスクが比較的低いモダリティも存在し、これらは感染症リスク管理の面で他剤と差別化されています。
富士フイルム富山化学では、長年の抗生物質創薬で培った創薬研究プラットフォームを活用し、補体阻害剤の易感染性リスク評価を含む創薬研究支援サービスを提供しています。
試験例
当試験は、補体カスケードを阻害する さまざまな阻害剤 (潜在的候補含む) による髄膜炎菌の感染リスクを評価できます。
また、髄膜炎菌以外の菌種に対しても、その感染リスク評価が可能です。
感染リスク評価は、Human Serumのみ存在する場合に比べて、補体阻害剤を加えた場合の菌量がどれだけになるかを確認することで、評価します。
また、ご要望に応じて補体阻害効果が既知のものを並べて評価します。
補体阻害剤による髄膜炎菌の感染リスク評価

補体カスケードおよび補体阻害剤について
代表的な補体経路およびそれらを阻害する補体阻害剤を示します。当試験では、お客様のご要望に応じた対照薬を設定し、補体阻害剤の感染リスクを評価いたします。

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