起痒物質誘発掻痒モデルを用いた薬理試験
動物の頸背部皮内に起痒物質を投与することで誘発される掻破行動に対して、被験物質の止痒作用を評価します。
動物種 : マウス
実験方法
誘発方法 | ICRマウスの頸背部に起痒物質を皮内投与 |
起痒物質 | ヒスタミン、サブスタンスP、セロトニン、クロロキン、compound 40/80等 |
評価方法 | 自動掻痒測定装置またはビデオを使用し、皮内投与後30分間の引っかき行動回数を計測 |
乾皮症モデルを用いた薬理試験
アセトン・エーテル・水塗布(AEW)により乾皮症モデルを作製し、被験物質の止痒作用を評価します。
動物種 : マウス
実験方法
1) マウスの頸背部を除毛し、アセトン/ジエチルエーテル混液(1:1)を含ませた脱脂綿を除毛部位に15秒間被覆した後、脱脂綿を取り除く。 |
2) 直後に、蒸留水を含ませた脱脂綿で同部位を被覆し、30秒間放置した後、脱脂綿を取り除く。 |
3) この処置(AEW処置)を1日2回、5日間繰り返し、皮膚乾燥を惹起する。 |
4) 5日間のAEW処置の翌日に、引っかき行動回数を自動掻痒測定装置で計測する。 |
炎症性疼痛モデルを用いた薬理試験
カラゲニン、クロトン、酢酸などで誘発したモデルを作製し、被験物質の炎症・浮腫・疼痛に対する作用をRandall-Sellito法などで評価します。
動物種 : マウス、ラット
Randall-Sellito法
後肢に一定の速度で圧力を加え、肢を動かす等の逃避反応を起こす閾値を測定する方法
納品物・納期
基本納品物
報告書
納期(目安)
1か月
皮膚炎モデルを用いた薬理試験
12-o-tetradecanoylphorbol-13-acetate(TPA)を耳に塗布することにより炎症(浮腫)を誘発させ、被験物質の作用を評価します。
動物種 : マウス
納品物・納期
基本納品物
報告書
納期(目安)
1か月
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