PeproTech GMPグレードサイトカイン
PeproTechのGMPグレードサイトカインは、動物実験を行わない専用ラボで、ロット間の一貫性を確保するため製造を一元化しています。
品質管理試験
| 同一性と純度 | N末端アミノ酸配列解析 質量分析による分子量測定 逆相HPLC分析や、ウエスタンブロット法を用いたSDS-PAGEにより、純度が95%以上であることを検証 |
|---|---|
| タンパク質含有量 | UV分光法 ウエスタンブロット法を用いたSDS-PAGE(該当する場合) |
| 安全性 | 大腸菌残存DNA試験 無菌性:開始、中間、終了過程 エンドトキシン<0.1 EU/µg(またはタンパク質0.01 ng/µg) マイコプラズマ |
| 生物活性 | 製品固有のin vitroバイオアッセイにより、標準品、および(適用可能な場合)WHO標準品と比較して測定された比活性 |
| 文書 | 試験成績書 原産地証明書 安全データシート(SDS) |
データ
ロット間の一貫性
PeproGMPサイトカインは、細胞増殖アッセイで生物学的活性と有効性の試験が行われます。これらのロット間比較は、製造ロット間でPeproGMPサイトカインが一貫して有効であることを示しています。


細胞増殖アッセイでPeproGMP FGF-Basicの2ロットを比較し、3T3細胞の増殖促進が一貫して有効であることを証明 (上図)
細胞増殖アッセイでPeproGMP GMP IL-2の2ロットを比較し、CTLL-2細胞の増殖促進が一貫して有効であることを証明 (下図)
グレード間の一貫性
ウェスタンブロット法および細胞増殖アッセイで、あらゆる範囲のPeproTech組み換えタンパク質のグレード間の一貫性、信頼性、および純度を証明しています。

ウェスタンブロット法で、PeproTech組み換えタンパク質の3種類のグレードそれぞれに含有される同一のFGF-Basicタンパク質の分子量を比較 (左図)
RUOグレード、動物由来成分非含有グレード、GMPグレード間で分子量に違いはなく、タンパク質は構造的にほぼ同じであることを示唆。
細胞増殖アッセイで、異なるラボとロットで製造された3種類のグレード(RUO、動物由来成分非含有、GMP)でのPeproTech FGF-Basicタンパク質の生物活性を証明 (右図)
組み換えタンパク質の3種類のグレードとバッチで、細胞増殖促進の有効性は、ほぼ同等。
製品一覧
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Human
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
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